“オーシャンズ”の絆と友情が語られる本作。これはさらなる続編も期待したい!
シリーズ第3作『オーシャンズ13』でフィーチャーされるのは、“オーシャンズ”の絆と友情。大切な仲間のひとり、ルーベン(エリオット・グールド)を卑劣なホテル王、ウィリー・バンクにコケにされたオーシャンたちが、ルーベンの敵討ちを胸に世紀の大ペテンを遂行する。第3作ともなればキャスト同士の結束力も過去2作以上に固まっているはずで、そういった現実のシチュエーションともリンクさせているであろうストーリーがちょっといい。実は少女のような繊細さを持つバシャー(ドン・チードル)、単細胞だが人情派のマロイ兄弟(ケイシー・アフレック&スコット・カーン)ら、オーシャンズそれぞれの個性を丁寧にクローズアップした展開が楽しく、「ジョージ、ブラピ、マット以外のオーシャンズの顔ってよくわかんない…」という感想は、今作を機に聞かれなくなるはずだ。
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各キャラクターが前面に出ている分、オーシャン(ジョージ)&ラスティー(ブラピ)の小粋でトボけた会話の応酬がやや分量少なめになっているのは残念だが、“変わりゆくラスベガスを前にしょんぼりするオーシャン&ラスティー”の胸キュン哀愁ショットに免じてそこは我慢。また、アル・パチーノ&エレン・バーキンの『シー・オブ・ラブ』コンビがホテル王とその部下役で敵方に徹しているのもポイント。エレンにはマット扮するライナス(つけっ鼻&フェロモン装着仕様)とのお色気シーンもあり、ロマンチックな気分に…はさせてくれないが、大いに笑わせてはくれる。
スタイリッシュ&ユーモラスが持ち味の『オーシャンズ』シリーズだが、今回は友情がテーマになっているだけにホロリもあり。『オーシャンズ14』を必ず期待したくなる、ステキな第3作だ。
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