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「レ・フレール」と福田麻由子の競演の曲目は? 「『ピアノの森』コンサート」

深い森の中で月明かりに照らされる一台のピアノ。音楽に愛された少年・海と音楽を愛せなくなった修平の2人は、この不思議なピアノに導かれるように出会い、互いに成長を遂げてゆく。『パプリカ』や『時をかける少女』など数々のアニメーションを手がけてきたマッドハウスによる新作『ピアノの森』が7月21日(土)に公開を迎える。これを記念して6月18日(月)、東京芸術劇場にて国際的に活躍するピアニスト、清水和音と高橋多佳子、さらに劇中のピアノを担当した若きピアニストたちを迎えて「『ピアノの森』コンサート」が開催された。

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左から清水和音、野上真梨子、斎藤圭土(ル・フレール)、福田麻由子、斉藤守也(ル・フレール)、橋本健太郎、高橋多佳子
左から清水和音、野上真梨子、斎藤圭土(ル・フレール)、福田麻由子、斉藤守也(ル・フレール)、橋本健太郎、高橋多佳子 全 3 枚
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深い森の中で月明かりに照らされる一台のピアノ。音楽に愛された少年・海と音楽を愛せなくなった修平の2人は、この不思議なピアノに導かれるように出会い、互いに成長を遂げてゆく。『パプリカ』『時をかける少女』など数々のアニメーションを手がけてきたマッドハウスによる新作『ピアノの森』が7月21日(土)に公開を迎える。これを記念して6月18日(月)、東京芸術劇場にて国際的に活躍するピアニスト、清水和音と高橋多佳子、さらに劇中のピアノを担当した若きピアニストたちを迎えて「『ピアノの森』コンサート」が開催された。

第1部では清水さんと高橋さんによって映画に登場する名曲や、本作のために作曲された「Forest of the Piano」が演奏された。続いての「映画『ピアノの森』の世界」と題されたスペシャルセッションには、本作のスペシャルサポーターである人気兄弟ピアノデュオの「レ・フレール」が登場。第1部とはテイストの違う「『ピアノの森』ブギ」を披露した。これは映画とこの日の会場の観客から受けたインスピレーションによって即興で作り出されたという曲。アクロバティックに、互いの位置をクルクルと入れ替えながらメロディを紡ぎ出す2人のパフォーマンスを、観客も手拍子で合わせながら楽しんだ。その後、劇中で修平のピアノ演奏を担当した橋本健太郎と、同じく劇中であがり性の少女・誉子のピアノを演奏した野上真梨子という2人の若きピアニスト、そして誉子の声を担当した福田麻由子が登場。ドラマや映画での活躍が目立つ福田さんだが自身も普段ピアノを弾くという。「みなさんの前でそう言うのが恥ずかしいくらいの腕前です」と照れくさそう。この日は楽屋で「レ・フレール」の2人と一緒に「猫ふんじゃった」を弾いたという微笑ましいエピソードも紹介された。

ちなみに主人公の海のピアノは、NHK交響楽団で音楽監督を務める、世界的なピアニストにして指揮者のウラディーミル・アシュケナージが弾いている。橋本さんは「世界的な巨匠、アシュケナージさんと共演ができて嬉しいです」と挨拶。野上さんは「映画の誉子と同じように、このような大きなホールで弾けることを楽しみに来ました」と語った。2人の初々しくも堂々とした挨拶に会場からは大きな拍手が。福田さんは同世代の橋本さんと野上さんに、劇中登場するネズミたち、その名も“モーチュアルトくん”のぬいぐるみを贈呈。「かわいい」という声とともに再び会場は温かい拍手に包まれた。この後の第2部では、橋本さんと野上さんが劇中で実際に演奏した曲目も生で披露され、若き才能の競演に会場は酔いしれた。

本作の原作は週刊モーニング(講談社)で連載中の一色まことによる同名人気漫画。世界的に活躍する高橋さんと「レ・フレール」の2人も「コンクールのシーンの緊張感など『わかる、わかる!』と頷いてしまうところがたくさんある」と原作の持つリアリティと、思わず引き込まれてしまう面白さを絶賛する。この累計350万部を超える売り上げを記録したベストセラー・コミックが、海外でも高い評価を受けるマッドハウスによって映画化。加えて先述したアシュケナージをはじめとする音楽シーンの充実と、作品の仕上がりに期待が高まる。

『ピアノの森』は7月21日(土)より丸の内プラゼールほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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