もう子供じゃない? ポッター少年、キスシーンは「たいしたことじゃないよ!」
『ハリー・ポッターと賢者の石』から7年。シリーズ第5作目となる『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』がいよいよ公開される。前4作全て、興行成績が100億円を下回ったことがない、という偉業を成し遂げた本シリーズ。プロモーションのため、主演のダニエル・ラドクリフが4年半ぶりに来日。前日に行われたジャパンプレミアの興奮冷めらやぬ29日(金)、ダニエルと本シリーズのプロデューサーを務めるデヴィッド・ヘイマンが記者会見を行った。
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『ハリー・ポッターと賢者の石』から7年。シリーズ第5作目となる『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』がいよいよ公開される。前4作全て、興行成績が100億円を下回ったことがない、という偉業を成し遂げた本シリーズ。プロモーションのため、主演のダニエル・ラドクリフが4年半ぶりに来日。前日に行われたジャパンプレミアの興奮冷めらやぬ29日(金)、ダニエルと本シリーズのプロデューサーを務めるデヴィッド・ヘイマンが記者会見を行った。
ダニエルは、「本当に日本のファンのみなさんは7年間ずっとサポートしてくれました。昨日のジャパンプレミアでは、そのファンのみなさんに直接お礼が言えました。本当に素晴らしい体験でした」と挨拶。4年半前の来日時に比べて、顔つきや体つきなどがかなり成長していることに改めて驚いてしまった。そうした自身の成長については「このシリーズを通して、クリス(・コロンバス)、アルフォンソ(・キュアロン)、マイク(・ニューウェル)、そして今回のデヴィッド(・イェーツ)といった、偉大な監督たちと仕事をすることができたんだ。どの監督からも演技についていろいろ指導をもらって、俳優として本当に成長したと思う。今後目標としているのは、微妙なニュアンスを出したり、リアルな演技ができるようになることだよ」と、今後の目標もあわせて語ってくれた。
本作ではハリーとチョウ・チャンのキスシーンがある。シリーズの最初から観てきた側としては“子供だと思っていたのに…”なんて考えてしまったりも(笑)。「もう、何百回と聞かれたよ。どうやらみんなは大事件にしたいみたいだけど、それほどたいしたことじゃないからね。確かにケイティも僕も最初の2、3カットは緊張したけど、その後はいつも通りだよ。だってあれはあくまでも演技なんだから!」と少し照れくさそう。このシーンの撮影についてはデヴィッドが「監督は、この作品を撮る時に、クルーを外に出して少しプライベートな空間を作ったんだ。僕も部屋には入れてもらえなくて外のモニターで見ていたんだ。すごく感情を揺さぶる感動的なシーンになったと思ってるよ。みんなは大げさに考えていたんじゃないかな?」と語り、ダニエルを援護射撃。
ダニエル始め、ハーマイオニー役のエマ・ワトソン、ロン役のルパート・グリントら、3人の成長ぶりについて質問されるとデヴィッドは、「これだけ映画がヒットして、全世界から注目を集めているにもかかわらず、ダンたちは本当に少しも変わらないんだ。親切さ、謙虚さ、そして映画に対する情熱を以前と変わらずに持ち続けている。スタッフも監督も観客も、彼らの成長を見ることが楽しみなんじゃないかな? 今の私の人生にとって、ダンたちは本当に大切な友達だよ」とのこと。それに応えてダニエルも「それはデヴィッドのような人がいたからだよ。子役からスタートすると、周りがちやほやするから変わってしまうと思うんだ。でも僕の場合、スタッフも両親も、そして友達も僕らに対して普通の子供として扱ってくれたからだと思う」と語ってくれた。
子供だけでなく大人からも愛される本シリーズ。それは常に普遍的なメッセージがこめられているから。では、この5作目にはどんなメッセージがこめられているのだろうか? 「自分が一番正しくて、他人の考えは受け入れられないというのは間違っている、ということ。そして、愛の力は偉大だということだね。ハリーは友人やシリウスたちから愛されたことによって、人を愛することを学んだんだ」(デヴィッド)。「日本からのファンレターにも、これまでに友達に対する忠誠心や勇気をもらったと書かれていてすごく嬉しかったんだ。今回は“強さ”だと思うよ。ハリーはヴォルデモートの復活を目の当たりにしたのに嘘つき呼ばわりされてしまう。それでもあきらめずに、世間に真実を伝えようとしたんだ。そういうことも一つのメッセージだと思う。あとは“選択する”ということ。映画の中でも『人間は誰でも暗い部分と明るい部分を持っている。どちらを選ぶかが大切だ』というシリウスのセリフがあるんだ。これもまた重要なメッセージだと思うよ」(ダニエル)とそれぞれ答えてくれた。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』は7月14日(土)、15日(日)、16日(月)に先行上映、20日(金)よりサロンパスルーブル丸の内ほか全国にて公開される。
ダニエルは、「本当に日本のファンのみなさんは7年間ずっとサポートしてくれました。昨日のジャパンプレミアでは、そのファンのみなさんに直接お礼が言えました。本当に素晴らしい体験でした」と挨拶。4年半前の来日時に比べて、顔つきや体つきなどがかなり成長していることに改めて驚いてしまった。そうした自身の成長については「このシリーズを通して、クリス(・コロンバス)、アルフォンソ(・キュアロン)、マイク(・ニューウェル)、そして今回のデヴィッド(・イェーツ)といった、偉大な監督たちと仕事をすることができたんだ。どの監督からも演技についていろいろ指導をもらって、俳優として本当に成長したと思う。今後目標としているのは、微妙なニュアンスを出したり、リアルな演技ができるようになることだよ」と、今後の目標もあわせて語ってくれた。
本作ではハリーとチョウ・チャンのキスシーンがある。シリーズの最初から観てきた側としては“子供だと思っていたのに…”なんて考えてしまったりも(笑)。「もう、何百回と聞かれたよ。どうやらみんなは大事件にしたいみたいだけど、それほどたいしたことじゃないからね。確かにケイティも僕も最初の2、3カットは緊張したけど、その後はいつも通りだよ。だってあれはあくまでも演技なんだから!」と少し照れくさそう。このシーンの撮影についてはデヴィッドが「監督は、この作品を撮る時に、クルーを外に出して少しプライベートな空間を作ったんだ。僕も部屋には入れてもらえなくて外のモニターで見ていたんだ。すごく感情を揺さぶる感動的なシーンになったと思ってるよ。みんなは大げさに考えていたんじゃないかな?」と語り、ダニエルを援護射撃。
ダニエル始め、ハーマイオニー役のエマ・ワトソン、ロン役のルパート・グリントら、3人の成長ぶりについて質問されるとデヴィッドは、「これだけ映画がヒットして、全世界から注目を集めているにもかかわらず、ダンたちは本当に少しも変わらないんだ。親切さ、謙虚さ、そして映画に対する情熱を以前と変わらずに持ち続けている。スタッフも監督も観客も、彼らの成長を見ることが楽しみなんじゃないかな? 今の私の人生にとって、ダンたちは本当に大切な友達だよ」とのこと。それに応えてダニエルも「それはデヴィッドのような人がいたからだよ。子役からスタートすると、周りがちやほやするから変わってしまうと思うんだ。でも僕の場合、スタッフも両親も、そして友達も僕らに対して普通の子供として扱ってくれたからだと思う」と語ってくれた。
子供だけでなく大人からも愛される本シリーズ。それは常に普遍的なメッセージがこめられているから。では、この5作目にはどんなメッセージがこめられているのだろうか? 「自分が一番正しくて、他人の考えは受け入れられないというのは間違っている、ということ。そして、愛の力は偉大だということだね。ハリーは友人やシリウスたちから愛されたことによって、人を愛することを学んだんだ」(デヴィッド)。「日本からのファンレターにも、これまでに友達に対する忠誠心や勇気をもらったと書かれていてすごく嬉しかったんだ。今回は“強さ”だと思うよ。ハリーはヴォルデモートの復活を目の当たりにしたのに嘘つき呼ばわりされてしまう。それでもあきらめずに、世間に真実を伝えようとしたんだ。そういうことも一つのメッセージだと思う。あとは“選択する”ということ。映画の中でも『人間は誰でも暗い部分と明るい部分を持っている。どちらを選ぶかが大切だ』というシリウスのセリフがあるんだ。これもまた重要なメッセージだと思うよ」(ダニエル)とそれぞれ答えてくれた。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』は7月14日(土)、15日(日)、16日(月)に先行上映、20日(金)よりサロンパスルーブル丸の内ほか全国にて公開される。
《シネマカフェ編集部》
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