『ダージリン急行』は林家一家そのもの! 小朝師匠はどの役? 泰葉、大胆発言連発
長男の呼びかけで仲の悪かった3兄弟が再会する。仲直りの舞台はインド。官能と混沌の国を横断する鉄道に揺られながら、それぞれが心に負った傷を癒やしていく姿を描いた『ダージリン急行』。3月8日(土)の公開を前に3月5日(水)、本作の試写会が開催され、映画に合わせて林家三平一家の次女・泰葉と次男で落語家の林家いっ平の姉弟によるトークショーが行われた。
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泰葉さんは肩を出した大胆なドレスで登場。これにはなぜかいっ平さんが恐縮。「姉がこんな格好ですみません。“肩なし”のドレスで、私の方が“形なし”でございます」とスマートに決めたかと思いきや「明日は小朝師匠の誕生日だというのに全く…。離婚会見のときより派手ですね」と誰も聞いてない小朝師匠の話題までリップサービス。これには泰葉さん「余計なことを…。離婚、離婚って言わないで!」と壇上でキレつつも「誕生日プレゼントはもう買ってあります。でも復縁はありませんよ!」となぜかこちらもリップサービス。いや、サービスと言うより無意識か?
映画は2人とも気に入ったようで、まずはオーウェン・ウィルソン扮する長男・フランシスに言及。いっ平さんが「何でも決めてしまおうとする長男らしさっていうのが出てますよね」と言えば、泰葉さんも「うちの長男(正蔵師匠)もそう! 鍋のとき“この肉は誰の”とか決めるんだよね」とうなずいた。
長男に限らず、ほかの兄弟や家族の姿もかなり林家一家と重なったようで泰葉さんが「この映画で描かれる“列車は前にしか進まない”、“ケンカしようが兄弟は同じ列車に乗っているんだ”という部分は感慨深く心に響きましたね」と語れば、いっ平さんも「兄弟だけでなく、自分の信念を持って生きる母の姿もうちの母親と重なりました」とうなずいた。
さらに劇中の小道具にも話が及んだ。「ルイ・ヴィトンのかばんがすごく良いです。伝統の継承と前に進んでいくことの象徴になっていて泣ける小道具ですよ」(泰葉さん)、「かばんに思い出や心が全て詰まってるんです。そのかばんをどうするのか、というところにも注目して観てほしいです」(いっ平さん)と力説した。
2人が「自分がダージリン急行に乗っているような気分になった」と語る『ダージリン急行』は3月8日(土)よりシャンテ シネほか全国にて公開。
『ダージリン急行』特集 3兄弟性格診断
http://www.cinemacafe.net/ad/darjeeling/
《シネマカフェ編集部》
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