洋ちゃんコールの嵐にご満悦？　大泉先生が中高生たちと渋谷の街をジャック！

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2008.5.23 Fri 15:05

3年前、『運命じゃない人』で鮮烈なデビューを飾った内田けんじ監督の待望の最新作『アフタースクール』。今度はお人良しの中学校教師を主人公に、彼を取り巻く一クセも二クセもある人々のドタバタ捜索劇が始まる。5月24日（土）の公開を目前に控え、5月22日（木）、制服姿の中高生たちを招いて、主演の大泉洋改め神野先生によるホームルーム付き“放課後”試写会が、公開劇場のシネクイントにて開催された。かつてない試みもあり、渋谷の街も大パニックに!?

学校のチャイムを合図に、大泉先生が教壇に登場すると、満席の会場からはおびただしい黄色い歓声が。これに気を良くした大泉さんは、開口一番「はい、注目〜！　お前たちは俺の生徒だ！」と高らかに宣言。すると、横から「3分前！」という声が。そう、実はこのホームルーム、渋谷スクランブル交差点の大型ビジョン4台で生中継されるというのだ。一転、そわそわし始めた大泉さんは「お、お、お前ら落ち着け！　静かにしたらぶっ殺すぞ、コラ！」と言う始末…。そして中継が始まると、生徒から大泉先生へ矢継ぎ早に質問がぶつけられた。まず「どうしたらそんなに自分を好きになれるの？」というやや反抗的な質問には、「僕はすごく愛される容姿をしているんですね。鏡とか見てて、とてもかわいらしい…」とほくそ笑む大泉さん。男子学生からの「僕は大泉さんに憧れて演劇を始めました。…僕は大泉洋になりたいんです！」というラブコールには「まずは美容室に行ってパーマだろ！」と力説。「でも髪質が直毛で…」と言う学生に、先生は「うらやましい話だよ！」

「洋ちゃんは、どんな人と結婚したいですか？」との質問には、先生は「はしゃいでる女の子を見て僕が『そんなにはしゃぐと転んじゃうぞ』なんていう感じがいいですね〜」とニンマリ。また、これで火がついたのか、「恋愛真っ只中の中高生たち諸君は、意中の人をこの映画に誘ってください。それで観終わった後に…」と妄想デートのレクチャーも行われた（左下写真）。

最後には、全員で記念撮影が行われ、怒涛のホームルームは終了。ほっと肩をなで下ろした大泉さんは、「中高生の前に出たことがなかったので、出る前は捨てられたネコのように不安でしたが、あれだけ温かく迎えられて、すっかり勘違いしました」とちょっと自信がついた様子。ちなみに、25歳のときに実際に高校の教員免許を取得したという大泉さんだが、「教育実習に行ったときは、一番前の生徒が寝てましたが、毎回こんなふうに出迎えられたら先生はたまらないですね」と言う。では、もし先生になったら…？　との質問には「明るくて楽しい演劇を教えてみたいですね」と話す大泉さん。もし、これが実現したら、生徒が殺到すること間違いなし？　大人気の大泉さんの先生ぶりにもご注目の『アフタースクール』は5月24日（土）よりシネクイントほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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