シネマカフェ的海外ドラマvol.90　女子のための「ギャラクティカ」講座　その1

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2009.2.5 Thu 21:08

今回からは傑作SFドラマの呼び声も高い「GALACTICA／ギャラクティカ」をフィーチャー。本格的SFドラマと言うと、どうも熱心なオタク臭が匂い立ち、一般女子にはなかなか縁遠い世界だったりもしますが、この作品は違います！　かく言う私も熱心なSFファンとは言い切れませんが、いまや「GALACTICA／ギャラクティカ」に首ったけ。というわけで、見れば誰もが必ずハマる「GALACTICA／ギャラクティカ」の魅力に迫ります。

「GALACTICA／ギャラクティカ」の放送がアメリカで始まったのは、2005年の1月。その1年ほど前に放送された3時間ドラマの反響を受け、シリーズ化が決定しました。現在は最終シーズンとなるシーズン4を放送中。3月下旬に最終回を迎える予定で、先月、日本での番組プロモーションのために来日した出演女優グレイス・パーク曰く「もう最終回を撮り終えたけれど、内容は内緒。夫にだって結末は教えていないのよ！」だそうです。ただし、最終回を迎えるとは言え、「GALACTICA／ギャラクティカ」はまだまだ人気のシリーズ。すでにスペシャル版やスピンオフの制作も予定されています。

そもそも、「GALACTICA／ギャラクティカ」は1978年のTVドラマ「宇宙空母ギャラクティカ」をベースにする形で誕生したもの。人類が12のコロニー（植民惑星）に分かれて暮らす宇宙が舞台で、元々は人間が作った人工知能ロボット“サイロン”の反乱、さらには攻撃が始まり、人類が滅亡寸前に追い込まれるところから物語がスタートします。生き残った人類は、50,298人。彼らは穏やかに引退する予定だったベテラン軍人のウィリアム・アダマや政府要人たちの死亡を受け大統領となってしまった女性教育長官ローラ・ロズリンをリーダーに、宇宙船ギャラクティカで安息の地“地球”を目指すことになります。

こう書くとゴリゴリのSFドラマのようであり、もちろんVFX満載のSFではあるのですが、知っておきたいのは物語の中に現代社会に対する皮肉や深みのある人間ドラマ、さらには共感を呼ぶ大人たちの恋愛事情が詰まっていること。次回からは、そんな「GALACTICA／ギャラクティカ」の「ココが面白すぎ！」という注目ポイントを、女性パイロット、ブーマーを演じて大ブレイクしたグレイス・パークと一緒に探っていきます。

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Film © 2005/2006 Universal Studios. All Rights Reserved.

「GALACTICA／ギャラクティカ【転:season 3】DVD
今夏発売予定

発売元：株式会社デイライト
販売元：アミューズソフトエンタテインメント株式会社

「GALACTICA／ギャラクティカ」公式サイト
http://www.galactica-saga.com/

「GALACTICA／ギャラクティカ」シーズン1
日本テレビにて毎週火曜25：59〜放送中