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英国アカデミー賞発表。受賞結果は順当だが、授賞式は放送事故スレスレ?

英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)賞授賞式が8日、ロンドンの王立オペラハウスで行われ、もはや勢いが止まらない『スラムドッグ$ミリオネア』が圧勝。作品賞・監督賞など7部門を受賞した。

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BAFTA受賞者たち。(左から)ペネロペ・クルス、ミッキー・ローク、ケイト・ウィンスレット、テリー・ギリアム監督 -(C) Rex Features/AFLO
BAFTA受賞者たち。(左から)ペネロペ・クルス、ミッキー・ローク、ケイト・ウィンスレット、テリー・ギリアム監督 -(C) Rex Features/AFLO 全 1 枚
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英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)賞授賞式が8日、ロンドンの王立オペラハウスで行われ、もはや勢いが止まらない『スラムドッグ$ミリオネア』が圧勝。作品賞・監督賞など7部門を受賞した。

主演男優賞はミッキー・ローク(『レスラー』)、主演女優賞はケイト・ウィンスレット(『愛を読むひと』)、助演男優賞はヒース・レジャー(『ダークナイト』)、助演女優賞はペネロペ・クルス(『それでも恋するバルセロナ』)とオスカー前哨戦でも好成績を収めてきた候補者が順当に受賞。ミッキーは超ご機嫌で、放送禁止用語連発のあけっぴろげのスピーチで関係者に冷や汗をかかせていた。

受賞は逃したが、共に主演賞にノミネートされていたブラッド・ピット(『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』)とアンジェリーナ・ジョリー(『チェンジリング』)もカップルで出席し、華を添えていた。この2人に目をつけたのが、作品賞のプレゼンターとして登場し、やはり不規則発言で関係者を慌てさせたローリング・ストーンズのミック・ジャガー。

同日にロサンゼルスでは、音楽のアカデミー賞と言えるグラミー賞授賞式を開催中。にもかかわらず、この場にいることについて、「僕はRMEP(Rock Star Movie/Star Exchange Program:ロックスター&映画スター交換プログラム)の創立メンバーなんだ。サー・ベン・キングズレーがグラミーで『ブラウン・シュガー』(ストーンズの名曲)を歌う予定だ。来週はブリット・アワード(イギリス版グラミー賞)で“サー”・ブラッドとピット・ファミリー全員で『サウンド・オブ・ミュージック』をやってくれるといいんだが」とジョークを飛ばすと、会場はこの日一番の盛り上がりを見せ、ネタにされたブランジェリーナも拍手しながら大爆笑だった。



(左から)ペネロペ・クルス、ミッキー・ローク、ケイト・ウィンスレット、そしてアカデミー・フェローシップ賞を授与されたテリー・ギリアム監督。

© Rex Features/AFLO

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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