二大ヒーロー対決 『ヤッターマン』が『DRAGONBALL』を大きくリード!
春休み映画の目玉、2大ヒーロー対決、『ヤッターマン』VS『DRAGONBALL EVOLUTION』の勝敗の軍配は前者に? 3月13日(金)から15日(日)にかけての週末興行成績が発表されたが、『DRAGONBALL EVOLUTION』は週末3日間で興収3億1,321万円と目標を下回るスタート。一方で、『DRAGONBALL』よりも1週早い7日(土)より公開中の『ヤッターマン』は、公開9日間で早くも興収10億円を突破し、2週連続で週末動員No.1を記録した。
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伝説的漫画の映画化とあって、製作発表時よりかなりの注目を集めてきた中で、映画は原作とは全く異なる世界観を持つこともあって、敢えてマスコミを含めた公開前の試写を制限し、その内容を封印してきた『DRAGONBALL』。原作ファンの反発も少なからず影響したのか、公開規模580スクリーンにして3日間で全国動員約25万人にとどまった。客層は20代から30代の男女が中心となった。
『ヤッターマン』は312スクリーンで公開が始まり、2日間で約38万人を動員。春休み映画の定番シリーズの最新作『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』を抑え、ファミリー層を中心に男女もバランスよく巻き込み、絶好のスタートを切った。2週目以降も好調をキープしたまま、他作品に先行して着実に動員を伸ばしている。
また、今週20日(金・祝)からは、こちらも少年漫画の映画化『釣りキチ三平』をはじめ、成宮寛貴×水嶋ヒロ共演『ドロップ』、トム・クルーズ主演作『ワルキューレ』、ディズニー・ファンタジー『ベッドタイム・ストーリー』などなど、バラエティ豊富なラインナップの公開がスタート。この公開ラッシュに観客はどう分散するのか? このまま『ヤッターマン』の独り勝ちが続くのか? そして、『DRAGONBALL』の巻き返しはあるのか? 注目したい。
《シネマカフェ編集部》
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