意識不明の重体のナターシャ・リチャードソンが死去
『上海の伯爵夫人』のナターシャ・リチャードソンがカナダのスキー場で転倒。意識不明の重体となり、夫のリーアム・ニーソンに付き添われ、自宅のあるニューヨークに運ばれたが、搬送先の病院で死亡した。
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ナターシャは16日にカナダのケベック州モン・トランブランにあるスキー場の初心者コースで個人レッスンを受けているときに転倒。ヘルメットを着用していなかったが、目立った外傷もなく、自ら歩いてホテルに戻り、ジョークで笑ったりしていたという。
ところが、1時間後に頭痛を訴え、すぐにスキー場近くの病院に連れて行かれた。モントリオール・ガゼット紙によると、ナターシャは13歳と12歳の息子2人と一緒に滞在中だったという。彼女はその後、治療設備の整ったモントリオール市内のサクレ・クール病院に移され、トロントで新作『Chroe』(原題)を撮影中だったリーアムは現地に駆けつけた。
翌17日、リーアムに付き添われてニューヨークに運ばれたナターシャ。彼女の母で『上海の伯爵夫人』で共演したヴァネッサ・レッドグレーヴや親族も病院に駆けつけていたが、リーアムの広報担当者が18日の声明で彼女の死亡を発表した。
ナターシャのご冥福を心からお祈りいたします。
今年1月、ヴァネッサ・レッドグレーヴと共にN.Y.のスタジオを訪れた際のナターシャ。
© Globe Photos/AFLO
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