アン・ハサウェイが映画と舞台で伝説のミュージカル・スターを演じることに
『レイチェルの結婚』で今年のオスカー主演女優賞候補にもなったアン・ハサウェイが、ジュディ・ガーランドの伝記『Get Happy: The Life of Judy Garland』(原題)の映画化版とブロードウェイでの舞台公演の両方に主演することが明らかになった。
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不朽の名作『オズの魔法使い』('39)でヒロイン、ドロシーを演じ、数々のミュージカル映画で活躍、歌手としてグラミー賞受賞歴もあるガーランドは5回の結婚歴があり、薬物中毒に苦しみ自殺未遂を繰り返した挙句に薬物過剰摂取で47年間の波乱の生涯の幕を閉じた。
今回の企画をプロデュースする、ハーヴェイ・ワインスタイン氏はアンについて「素晴らしい才能の持ち主。(今回の)難しい役に挑戦することで、本物の一流女優になれるだろう」と語っている。豊かな歌唱力も必須の役どころだが、それも先月のアカデミー賞授賞式のオープニングで司会のヒュー・ジャックマンとデュエットし、実力を証明済み。
映画版、舞台版ともに監督や演出家、脚本家についてなど詳細は明らかになっていないが、先月のオスカー授賞式でシャーリー・マクレーンが彼女に贈った言葉「あなたは今回が初ノミネートだけど、これから何度でもノミネートされると思うわ」が現実味を帯びてきたような、女優としての大きなステップアップのときがアンに訪れたようだ。
17日にN.Y.で開催された『Valentino: The Last Emperor』(原題)のプレミアに、クレア・デインズ(左)、グウィネス・パルトロー(中央)と共に出席したアン・ハサウェイ。
© AFLO
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