TKO、松田龍平から「苦労顔すぎる」とのお墨付きで後輩芸人に“反撃”!
昨年の流行語大賞のトップ10にも選ばれた、80年前のプロレタリア文学の名作を現代に蘇らせた『蟹工船』。公開を7月4日(土)に控え、6月24日(水)、本作の特別試写会が開催され、今回映画初出演を果たし、本作の宣伝隊長に就任したお笑いコンビ・TKO(木下隆行・木本武宏)が駆けつけた。観客をサプライズでお出迎え、その後SABU監督と合流し舞台挨拶を行った。
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
開演前には劇場入り口にて、チラシを観客に直接手渡し、驚く観客たちとの写真撮影も行うなど意気込み十分のTKOの二人。250人の観客を前に「映画の“続ければ夢は叶う”、“立ち上がれ”、“反撃!”というメッセージはまさしく僕らのことです」と木本さんが言い放つと、木下さんは「芸歴18年、東京進出5回目。映画出演の話が来たときは信じられなかったです」と出演の驚きを明かした。
撮影現場の様子を尋ねると、「男子校のようで、泊まり込みだったのでみんな仲良くなるのも早くて。最後はオセロに夢中になりましたね(笑)」と話す木本さん。今回2人が起用された決め手となったのは、その“苦労顔”だそうだが、撮影中「松田龍平さんが『苦労顔すぎる』と笑っていた」とも。
また、普段は関西弁の2人だが、木下さん曰く本作の見どころは自分たちの“標準語”だそう。「木本は標準語が下手。お葬式のシーンは、画面上では泣いているように見えるが、実は笑いを我慢してみんなの肩が震えていた」(木下)と明かせば、木本さんも「木下はバラエティ番組みたく、カメラとモニターを探すクセがある。西島秀俊さん演じる鬼監督に殴られるシーンでは一人だけコントのようにリアクションが大きすぎて、カットがかかっていた」と反撃する一幕も。
SABU監督はそんな彼らへ「いろんな経験されてる顔が本当によくて。機会があったら、ぜひまた映画に出てほしいですね」とラブコール。これに2人は「明日の見出しは『監督は固く誓った!』、『SABU監督は嘘つかない』と書いてください!」とマスコミ陣にアピールし、会場を沸かせた。
そして最後に、宣伝隊長として「あきらめずに何度でも立ち上がること」と訴えかけた2人。「自分たちより先に売れた後輩芸人に“反撃”や(笑)」と本作に賭ける強い意気込みを見せつけた。
『蟹工船』は7月4日(土)よりシネマライズ、テアトル新宿ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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