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ジョージ・クルーニー、ラクイラを訪問。大地震の被災地復興に映画撮影で協力

ジョージ・クルーニーが先週9日、G8首脳会議開催中のイタリアのラクイラを訪問、4月に起こった大地震の被災地の復興に手を貸すと宣言した。

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イタリア・ラクイラを訪問した際のジョージ・クルーニー -(C) Rex Features/AFLO
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ジョージ・クルーニーが先週9日、G8首脳会議開催中のイタリアのラクイラを訪問、4月に起こった大地震の被災地の復興に手を貸すと宣言した。

ビル・マーレイ、ヴェルトローニ元ローマ市長らとヘリコプターで同地に降り立ったジョージは「地震で大きな被害を受けた地域に人々の関心を向ける役に立てれば、嬉しい」と集まった報道陣に話し、9月に同地でジョージの新作のワンシーンを撮ることを宣言した。

ジョージはタイトルを明言しなかったが、おそらく今秋より撮影予定の『A Very Private Gentleman』(原題)のことと思われる。『コントロール』のアントン・コービン監督によるスリラーで、ジョージは最後の仕事をするためにイタリアの町に潜む暗殺者を演じる。

北部のコモ湖に別荘を所有するジョージにとって、イタリアは縁の深い国。ラクイラでは300人近くが亡くなり、6万人以上が住む家をなくし、テント村で生活している人たちも多数いる。テント村に小さなカルチャー・センターも開設したジョージは9月の映画撮影について「援助の手を差し伸べるため、経済を活性化させるためにはこれが最良の方法だと思う」と語った。



© Rex Features/AFLO

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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