ファッション小噺vol.110 ソフィアへの愛、おすそ分けしてもらいます
梅雨も明け、“日本の夏”真っ盛り。強い日差しって、仕事中はやっかいだけれど、お休みの日には嬉しいもの。夏の日差しの中、昼間からお酒などいただいたりして。大人だけが味わえる贅沢ですね。こんなとき、ビールというのが定番だけれど、もうちょっとこだわりたいという女性におすすめなのがスパークリングワイン。少しだけ、華やいだ気分に浸ることができますよね。
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
高級シャンパンもいいけれど、気軽に楽しむならイチ押しなのが、映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラが、愛娘ソフィアのために造った2つのスパークリング。その名も「フランシス・コッポラ・ソフィア ブラン・ド・ブラン」と「フランシス・コッポラ・ソフィア ロゼ」。味、色はもちろんのこと、ボトルシェイプ、ラベルデザイン、パッケージまで、一切の妥協を許さない精神によって完成させた渾身のワインなのです。愛する娘のために、それも結婚祝いに造ったというのですから、パパ・コッポラの力の入れようは想像できますよね。私もいただいてみましたが、グラス1杯で、すっかり虜に。
「ブラン・ド・ブラン」は、まるでフレッシュなブドウを口に含んだかのようなジューシーな味わいと豊かな香りに、思わず笑みがこぼれます。色鮮やかなロゼは、イチゴやバラの香りを思わせる香りと味、オーラが立ち上る美女のような存在感が圧倒的。どちらも、カルフォルニアの陽気に良く合う、甘すぎずドライすぎない夏ぴったりの味なので、いまの季節にはついつい進んでしまいそうです。
コッポラのワイン造りは有名ですが、お金持ちが道楽程度にやっているのではと思っている人も案外多いものの、実は彼は真剣そのもの。はじめは別荘にと購入した土地が、カリフォルニアワインの歴史と伝統をいまに伝える由緒正しいワイナリーだったことを知り、土地の継承者としての責任感とクリエーター魂をフルスロットルにしたコッポラ。そのこだわりには並々ならぬものがあり、流石は映画監督として完璧主義者の名をほしいままにしている人物なのだと脱帽。クリエーターとしての精神はワイン造りにもそのまま反映されていて、彼が所有する二つのワイナリーから誕生するワインは、愛好家たちにも高く評価され、人気を博す名品に成長しています。
コッポラのワインに関しては、webマガジン「verita」でも執筆しているので、詳しくはこちら(http://www.veritacafe.com/item/2009/07/923/)をどうぞ。
カルフォルニアが世界に誇る2大産業、つまり映画製作とワイン醸造を極めたコッポラ監督のワイン。こだわり抜かれたラインナップの中でも、ひときわ可憐で美しく、飛び切りお洒落なソフィアは、プレゼントにしても喜ばれること間違いなし。もちろん自分用に購入しても◎。実は、ブラン・ド・ブランには、一人用の缶入りまであるので、どんなシチュエーションでも、ファッショナブルに彩ってくれるのです。暑い夏を乗り切るためにも、ぜひお試しを!
cinemacafe shop/巨匠コッポラ監督が造り上げた究極のワイン
http://www.cinemacafe.net/shop/coppola/
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