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オスカーの各俳優賞ノミネーションを占う、全米映画俳優組合賞候補が発表!

15日のゴールデン・グローブ賞に続き、今度は第16回全米映画俳優組合(SAG)賞の候補が発表された。SAGに加盟する10万人の中からランダムに選ばれた4,200人(映画、TV界からそれぞれ2,100人ずつ)によって候補を選出し、約10万人の会員による投票で決定する賞で、対象となるのは俳優のみ。ゴールデン・グローブ賞で最多ノミネートの『マイレージ、マイライフ』はジョージ・クルーニーが主演男優賞、ヴェラ・ファーミガとアナ・ケンドリックが助演女優賞候補となった。

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『アン・エデュケーション (原題)』
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15日のゴールデン・グローブ賞に続き、今度は第16回全米映画俳優組合(SAG)賞の候補が発表された。SAGに加盟する10万人の中からランダムに選ばれた4,200人(映画、TV界からそれぞれ2,100人ずつ)によって候補を選出し、約10万人の会員による投票で決定する賞で、対象となるのは俳優のみ。ゴールデン・グローブ賞で最多ノミネートの『マイレージ、マイライフ』はジョージ・クルーニーが主演男優賞、ヴェラ・ファーミガとアナ・ケンドリックが助演女優賞候補となった。

作品賞的なニュアンスもあるアンサンブル・キャスト賞候補となったのは、クエンティン・タランティーノ独自の解釈で第二次世界大戦を描いた『イングロリアス・バスターズ』、虐待されて育ったハーレムの少女を描く『プレシャス』、60年代のイギリスが舞台の『アン・エデュケーション』(原題)、イラク戦争をテーマにした『ハート・ロッカー』、そしてオスカー監督&俳優勢ぞろいのミュージカル『NINE ナイン』の5本。

主演男優賞はジョージのほかに、ジェフ・ブリッジズ(『Crazy Heart』<原題>)、コリン・ファース(『A Single Man』<原題>)、モーガン・フリーマン(『インビクタス/負けざる者たち』)、ジェレミー・レナー(『ハート・ロッカー』)が候補に。主演女優賞候補は、ガボーリー・シディビー(『プレシャス』)、サンドラ・ブロック(『Blind Side』<原題>)、ヘレン・ミレン(『The Last Station』、キャリー・マリガン(『アン・エデュケーション』)、メリル・ストリープ(『ジュリー&ジュリア』)。

助演男優賞候補は、今年のカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞に輝いたクリストフ・ヴァルツ(『イングロリアス・バスターズ』)、マット・デイモン(『インビクタス/負けざる者たち』)、ウディ・ハレルソン(『THE MESSENGER』<原題>)、クリストファー・プラマー(『The Last Station』<原題>)、スタンリー・トゥッチ(『ラブリー・ボーン』)。助演女優賞は『マイレージ・マイライフ』の2人のほかに、ペネロペ・クルス(『NINE』)、ダイアン・クルーガー(『イングロリアス・バスターズ』)、モニーク(『プレシャス』)。

SAGとアカデミーは会員メンバーが重なることも多く、SAG賞受賞者がそのままオスカーの同カテゴリーで受賞するケースは頻繁で、今年のオスカー最優秀主演男優賞のショーン・ペン(『ミルク』)、最優秀助演男優賞の故ヒース・レジャー(『ダークナイト』)、最優秀主演女優賞のケイト・ウィンスレット(『愛を読むひと』)は、その前にSAG賞も受賞している。今回の授賞式は来年1月23日。晴れて受賞者となった俳優たちは6週間後の3月7日(オスカー授賞式)にも喜びのスピーチをしているかもしれない。



写真は『アン・エデュケーション』

《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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