ブランジェリーナ、サラエボを電撃訪問 ボスニア紛争後に難民生活を続ける家族と面会
現在、ヴェネチアでジョニー・デップと共演の『The Tourist』(原題)を撮影中のアンジェリーナ・ジョリーが、多忙なスケジュールの合間を縫って4日夕方、パートナーのブラッド・ピットとともにボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボを電撃訪問した。
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6人の子供たちをヴェネチアに残し、プライベートジェットでサラエボ空港に降り立ったブランジェリーナは現地で活動するUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に迎えられ、滞在先となる市内の高級ホテル「ヨーロッパ」へ向かった。UNHCRによれば、彼らは1992年から約4年間続いたボスニア紛争で故郷を追われ、15年近く経ったいまも帰る場所もなく難民生活を続ける人々が収容されている施設訪問のためにサラエボに赴いたという。
ボスニア国営放送ラジオによると、ブランジェリーナはボスニア南東部の町GorazdeでUNHCRが運営する難民収容施設に行き、そこで暮らす数家族と面会したという。ブラッドに面会したというある家族の母親はブラッドが来ているのに気づき、「感動のあまり、何も言えなくなりました」と言う。「彼(ブラッド)は私に近づいて抱き寄せてくれました。私が気づいたことに彼も驚いていました。私の身の上話を親身になって聞いてくれて、お金も少しくれました」。
2人の姿をカメラに収めようとホテルの前にはパパラッチが集結していたが、空振りに終わった様子。撮影に成功したのは現地のニュース・サイト「Visegrad24.info」で、ボスニアの村や町を訪問したブランジェリーナの様子がアップされている。
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