【シネマモード】2011年、注目なのは誰?
毎年、映画界にもスターが生まれます。それは、無名だった人が突然、超有名人になるということでもあり、これまで知られてはいたけれどハマリ役を得て“格上げ”となるということでもあります。今年はいったいどんな思わぬスターが誕生することでしょう。誠に楽しみな限りです。
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毎年、映画界にもスターが生まれます。それは、無名だった人が突然、超有名人になるということでもあり、これまで知られてはいたけれどハマリ役を得て“格上げ”となるということでもあります。今年はいったいどんな思わぬスターが誕生することでしょう。誠に楽しみな限りです。
さて、近年、誕生した大型スターといえば、ロブ様ことロバート・パティンソンでしょう。特にアメリカでは大変な騒ぎに。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、多くのシーンに登場していたにもかかわらず、無名のまま。「もう俳優をやめようと思った」(本人談)というときに、映画『トワイライト』シリーズと出会い、一躍人気者の仲間入り。こうなると、ギャラの値上がりぶりも億単位。若くして、億万長者へと登りつめたのでした。
もうひとり、昨年良い活躍をした若手俳優といえば、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』で、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙を相手に非常に良い味を出していた彼は、業界内の評価、知名度が共にぐんとアップ。その前に出演した作品『(500)日のサマー』で見せたダメ青年ぶりとの対比がとても印象的だったので、仕事選びのセンスの良さも功を奏したというところ。子役出身の彼ですが、脱皮に成功した好例といえるでしょう。ただ、昨年兄を亡くし、失意の底にあるようです。なんとか、悲しみを乗り越えて、また素敵な笑顔を見せてほしいものです。
子役からの脱皮といえば、いまがんばっているのが、ダコタ・ファニング。すでに子役としてトップクラスのセレブリティである彼女は、少し脱皮に苦戦している様子。今年が正念場かもしれません。どうしても、幼い頃を知る私たちとしては、ダコタが大人っぽい役に挑戦していても、「あのダコタちゃんがねぇ」とついまだまだ子供だと思ってしまいます。というか、どこかに子供っぽさを捜してしまうのです。『トワイライト』シリーズで、ヴァンパイア役を演じていますが、セクシーな“魔女メイク”もあくまでハロウィン的な雰囲気になってしまっていました。大丈夫かな…。新作は、『トワイライト』で共演したクリステン・スチュワート(こちらも子役出身)と共演している『ランナウェイズ』。コルセット&ガーターベルトで、肌も露にロックな姿を見せているダコタちゃんを、あなたはどう受け止めますか? 私は、ちょっとがんばりすぎじゃないかと思うのですけれど。
さて、ファニング家には、エルというダコタの妹がいるのは、映画ファンならご存知の通り。『I am Sam アイ・アム・サム』('01)、ダコタが演じたルーシー・ダイヤモンドのさらに幼い頃を、エルが演じていましたが、子役姉妹ならこういう併せ技も可能なのかと、妙に感心したことを覚えています。芸能一家なら、母や父の演じるキャラの若き日を、娘や息子が演じるということもありますから、それと同じですけれどね。でも、私はダコタの演技よりも、エルの演技の方が凄いのではと思っていたりします。ダコタの技は巧みですが、それが見えてしまいがち。でも、『ドア・イン・ザ・フロア』('04)でエルが見せた演技は、『E.T.』でドリュー・バリモアが見せたものに匹敵するのではないかと思ったほど。ですから、個人的には、エルの新作『SOMEWHERE』に一票。しかも、エルのほうが、姉の影に隠れていることがある意味で幸運なのか、外見的にも自然に年相応の成長を遂げているような気が。ソフィア・コッポラ監督、スティーヴン・ドーフ主演という組み合わせも絶妙ですし。いつか、アカデミー賞に姉妹で主演女優賞ノミネートとかになると面白いと思うのだけれど。こんなことを思うなんて、ちょっと意地悪すぎですかね。
さて、近年、誕生した大型スターといえば、ロブ様ことロバート・パティンソンでしょう。特にアメリカでは大変な騒ぎに。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、多くのシーンに登場していたにもかかわらず、無名のまま。「もう俳優をやめようと思った」(本人談)というときに、映画『トワイライト』シリーズと出会い、一躍人気者の仲間入り。こうなると、ギャラの値上がりぶりも億単位。若くして、億万長者へと登りつめたのでした。
もうひとり、昨年良い活躍をした若手俳優といえば、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』で、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙を相手に非常に良い味を出していた彼は、業界内の評価、知名度が共にぐんとアップ。その前に出演した作品『(500)日のサマー』で見せたダメ青年ぶりとの対比がとても印象的だったので、仕事選びのセンスの良さも功を奏したというところ。子役出身の彼ですが、脱皮に成功した好例といえるでしょう。ただ、昨年兄を亡くし、失意の底にあるようです。なんとか、悲しみを乗り越えて、また素敵な笑顔を見せてほしいものです。
子役からの脱皮といえば、いまがんばっているのが、ダコタ・ファニング。すでに子役としてトップクラスのセレブリティである彼女は、少し脱皮に苦戦している様子。今年が正念場かもしれません。どうしても、幼い頃を知る私たちとしては、ダコタが大人っぽい役に挑戦していても、「あのダコタちゃんがねぇ」とついまだまだ子供だと思ってしまいます。というか、どこかに子供っぽさを捜してしまうのです。『トワイライト』シリーズで、ヴァンパイア役を演じていますが、セクシーな“魔女メイク”もあくまでハロウィン的な雰囲気になってしまっていました。大丈夫かな…。新作は、『トワイライト』で共演したクリステン・スチュワート(こちらも子役出身)と共演している『ランナウェイズ』。コルセット&ガーターベルトで、肌も露にロックな姿を見せているダコタちゃんを、あなたはどう受け止めますか? 私は、ちょっとがんばりすぎじゃないかと思うのですけれど。
さて、ファニング家には、エルというダコタの妹がいるのは、映画ファンならご存知の通り。『I am Sam アイ・アム・サム』('01)、ダコタが演じたルーシー・ダイヤモンドのさらに幼い頃を、エルが演じていましたが、子役姉妹ならこういう併せ技も可能なのかと、妙に感心したことを覚えています。芸能一家なら、母や父の演じるキャラの若き日を、娘や息子が演じるということもありますから、それと同じですけれどね。でも、私はダコタの演技よりも、エルの演技の方が凄いのではと思っていたりします。ダコタの技は巧みですが、それが見えてしまいがち。でも、『ドア・イン・ザ・フロア』('04)でエルが見せた演技は、『E.T.』でドリュー・バリモアが見せたものに匹敵するのではないかと思ったほど。ですから、個人的には、エルの新作『SOMEWHERE』に一票。しかも、エルのほうが、姉の影に隠れていることがある意味で幸運なのか、外見的にも自然に年相応の成長を遂げているような気が。ソフィア・コッポラ監督、スティーヴン・ドーフ主演という組み合わせも絶妙ですし。いつか、アカデミー賞に姉妹で主演女優賞ノミネートとかになると面白いと思うのだけれど。こんなことを思うなんて、ちょっと意地悪すぎですかね。
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