アカデミー賞候補の最後に残された名作『ウィンターズ・ボーン』ポスター画像解禁
今年のアカデミー賞候補作の中でも最後に残された傑作と名高い『ウィンターズ・ボーン』のポスター画像が解禁。家族を思う姉の愛が強く感じられるビジュアルに仕上がっている。
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失踪したどうしようもない父に代わって、弟や妹たちの面倒を見る17歳の少女・リー。逮捕された父が家を担保に借金をしていたことから、父を見つけないと家を没収されることに…。アメリカ社会に見捨てられたような寂しい山村から、少女は夢や希望ではなく現実、社会の闇を背負って冒険へと旅立つ——。
サンダンス映画祭でグランプリと脚本賞の2冠に輝き、アカデミー賞では作品賞、主演女優賞(ジェニファー・ローレンス)、助演男優賞(ジョン・ホークス)、脚色賞にノミネート。特に、少女・リーの力強さ、瑞々しさを見事に体現した主演のジェニファー・ローレンスに対しては惜しみない絶賛の声が寄せられ、次世代のスター女優の誕生を強烈に印象づけた。
これまで、彼女が幼い妹と弟の手を引き、うら寂しい道に佇む姿をとらえたビジュアルが公開されていたが、今回新たに完成したポスターでは、弟を抱きしめる彼女の姿が印象的だ。姉でありながら母親、いや、時に父親のように幼い弟と妹をその手で包み込むリー。愛を強く感じさせつつもそこに写し出される彼女の眼は、大人にならなくてはならなかった寂しさに満ちあふれている。
アメリカ社会の片隅の闇をとらえた本作。非情な“掟”に縛られた村に風穴を開け、閉ざされた闇の世界に希望の光を差し込ませていく少女の旅は、我々に何を問いかけるのか——?
『ウィンターズ・ボーン』は10月29日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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