小泉今日子、蒼井優の生着替えを絶賛! 「背中がきれいでした」
原作および映画ともに大ヒットを記録した「告白」の湊かなえの同名小説をWOWOWで連続ドラマ化した「贖罪」が来年1月より放送開始となる。これに先駆けて12月1日(木)、主演の小泉今日子に蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴、そして監督・脚本を務めた黒沢清が都内で行われた記者会見に出席した。
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とある田舎町で起きた美少女殺人事件。被害者の母親は事件当時、娘と一緒に遊んでいた4人の少女たちに「犯人を見つけるか、さもなければ私が納得する償いをしなさい」と迫る。その言葉へのショックを抱えて成長した4人は15年後、それぞれの“償い”を母親に提示するのだが…。
娘を失った母親役を「やりがいがあった」とふり返る小泉さん。「自分自身、母になった経験もなく、命よりも大切なものを誰かに傷つけられた経験もないですが、彼女がどんな気持ちだったのか? どんな時間が彼女に流れているのか? と考えながら演じました」と明かした。黒沢監督とは映画『トウキョウソナタ』に続いての仕事となったが、「大ファンなんです」とニッコリ。黒沢監督も「僕も小泉さんのファンなのでファン同士で仕事ができて、こんな幸せなことはないですね」と笑いつつ「走って、転んで、押さえ込まれて…元アイドルにこんなことさせていいのか? と思いながらやってました」と申し訳なさそうな表情を見せた。
第1話の「フランス人形」に出演する蒼井さんは「100人が見たら100人とも博多人形に見えるでしょうが…(苦笑)」と自虐コメント。「でも、黒沢監督作品で小泉さんと共演できるということでやってみたい気持ちを抑えられなかった」と出演の決め手を明かした。また小泉さんから劇中、蒼井さんの生着替えシーンがあることも明かされ「ステキでした。背中がとてもきれいでしたよ」と褒められると、ちょっぴり恥ずかしそうな笑みを浮かべていた。
小池さんは元々、原作の大ファンで刊行当時からインタビューで「映画化されたら出演したい」と語っていたそう。今回、初めて剣道にも挑戦しており「頑張りました!」と胸を張る。監督は「小池さんは前に出てくる役で3Dで撮りたいくらいだった」と独特の表現で称賛した。
安藤さんは「監督からは現場で『理由はないけど、こうして』と言われました」と撮影の様子を述懐。黒沢監督は「安藤さんの役は一番難しい役で僕自身もよく分からず、『理由はないけど』と言ってました。(安藤さんのシーンの)最後の瞬間を脇で見ながら、初めて涙ぐんでしまいました」とその迫真の演技に最大限の称賛を送った。
池脇さんは小泉さんと“対決”する重要な役を演じたが「償いをしてるんじゃなくて、復讐をしているような気持ちになりました。人が傷つく顔を見て楽しんでましたし、その悲しい顔を美しいとも思いました」と演じながら湧き上がってきたサディスティックな感情を告白した。
4人それぞれがどのような償いを示すのか? それに小泉さんはどう答えるのか? 黒沢監督は「自分のキャリアの中でも新たなステップを踏み出せた」と自信をのぞかせる。この日、出席した5人のほかに森山未來、加瀬亮、田中哲司に伊藤歩ら共演陣にも豪華な面々が名を連ねる本作。小泉さんは「さらにサプライズもあります」と期待を煽った。
「贖罪」はWOWOW連続ドラマWにて1月8日(日)より放送開始。
《シネマカフェ編集部》
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