『ニューイヤーズ・イブ』アビゲイル・ブレスリン 「大晦日はのんびりTVを見るわ」
クリスマスを過ぎれば、2011年ももうすぐ終わり。今年一年をふり返り、来る新しい一年に向けて思いを馳せる一日、大晦日が訪れる。誰にとっても特別な一日を題材に、大切な人との絆を取り戻そうとする男女の物語を描いたロマンティック・ドラマ『ニューイヤーズ・イブ』。本作の公開を記念して、シネマカフェでは年末に向けて、魅力的なキャストたちと監督のインタビューをお届け!
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クリスマスを過ぎれば、2011年ももうすぐ終わり。今年一年をふり返り、来る新しい一年に向けて思いを馳せる一日、大晦日が訪れる。誰にとっても特別な一日を題材に、大切な人との絆を取り戻そうとする男女の物語を描いたロマンティック・ドラマ『ニューイヤーズ・イブ』。本作の公開を記念して、シネマカフェでは年末に向けて、魅力的なキャストたちと監督のインタビューをお届け!
第1弾のゲストは、弱冠10歳でオスカーにノミネート(『リトル・ミス・サンシャイン』)を果たしてから早5年、見違えるように美しく成長した姿を魅せるアビゲイル・ブレスリン。サラ・ジェシカ・パーカーとの親子役で、青春真っ盛りの15歳の少女を等身大で演じている。実は、監督のゲイリー・マーシャルとはこれが3度目のタッグという彼女は、監督とは気心の知れた関係のよう。
「マーシャル監督との仕事は大好きよ。彼は本当に温かくて楽しい人なの。私にとってはおじいちゃんみたいな存在。彼の撮影現場はいつだってすごく楽しい。今回は電話がかかってきて、『この映画に興味があるか?』と聞かれたの。私は『もちろんよ!』と即答したわ。『バレンタインデー』も大好きだったし、ゲイリーのことも大好き。オファーされてすごくハッピーだったわ」。
今回演じたヘイリーは、シングルマザーのケイト(サラ・ジェシカ)と2人で暮らす15歳。大晦日の夜はN.Y.タイムズスクエアのカウントダウンを見ながら、想いを寄せるセスと初キスをしたいと願う姿は何とも愛おしい。
「ヘイリーは、ママが思うより自分は大人だと思っている。もっと独立させてほしいと思っているの。でもママはなかなかそうさせてくれない。ヘイリーは自分でニューイヤーズ・イブを楽しみたいと思っているの。その気持ちは分からなくないわ。15歳なんだから、もう大人なんだから、と感じているのよ。そこは理解できるし、演じていて楽しかったわ」。
ヘイリーでなくても、一度は煌びやかな街・ニューヨークで一年の終わりを祝ってみたいと願う人も少なくないはず。実際にこの街で暮らしているというアビゲイルは、「いろんな街のカケラが町のあちこちにあるところ」がこの街の魅力と語るが、大晦日の過ごし方はというと、ヘイリーとは理想が異なる様子。
「私たち家族は、いつも家でこの夜を過ごすの。家でディナーを食べながら、テレビでタイムズスクエアの中継を見るわ。(今年も)タイムズスクエアには行かないわ。家にいて、のんびりしながらテレビで見るの」。
そんな飾らない素顔を垣間見せる彼女にとって、今年は女優として飛躍の一年になったに違いない。恋愛モノである本作然り、『ランゴ』ではアニメの声優に挑戦、さらに今年10月に全米公開された『Janie Jones』(原題)では歌声も披露している。
「私はとてもラッキー。毎年がいい年だったけど、今年もまた楽しい一年だったわ。『Janie Jones』では、歌を歌えることに興奮したわ。実は、映画の話が来る前に、おもしろ半分で歌のレッスンを何度か受けていたの。映画の話が来たのは、偶然だったのよ。歌いたいなんて、それまで思っていなかったけど、そのおかげでもっとレッスンをしようという気になった。そしてその影響で、自分のバンドを結成することになったの。『CABB』という名前よ。映画にインスピレーションを受けて生まれたの。いまアルバムをレコーディングしているところなんだけど、なるべく早くリリースしたいと思っているわ」。
演技のみならず、映画を通してまた一歩、新たなフィールドに飛び出したアビゲイルだが、その口から語られる、女優としての今後の目標は「良い女優になりたい。才能のある人、尊敬する俳優が大勢いる中で、自分も将来、良い女優になりたい。それに、良い人間にもなりたい」と至ってシンプルだ。そんな彼女に、最後に大晦日に向けて、2012年の目標を聞いてみた。
「毎年同じなの。“爪を噛むのをやめる”というのがそれ。来年こそ守れるかな(笑)」。
© AFLO
第1弾のゲストは、弱冠10歳でオスカーにノミネート(『リトル・ミス・サンシャイン』)を果たしてから早5年、見違えるように美しく成長した姿を魅せるアビゲイル・ブレスリン。サラ・ジェシカ・パーカーとの親子役で、青春真っ盛りの15歳の少女を等身大で演じている。実は、監督のゲイリー・マーシャルとはこれが3度目のタッグという彼女は、監督とは気心の知れた関係のよう。
「マーシャル監督との仕事は大好きよ。彼は本当に温かくて楽しい人なの。私にとってはおじいちゃんみたいな存在。彼の撮影現場はいつだってすごく楽しい。今回は電話がかかってきて、『この映画に興味があるか?』と聞かれたの。私は『もちろんよ!』と即答したわ。『バレンタインデー』も大好きだったし、ゲイリーのことも大好き。オファーされてすごくハッピーだったわ」。
今回演じたヘイリーは、シングルマザーのケイト(サラ・ジェシカ)と2人で暮らす15歳。大晦日の夜はN.Y.タイムズスクエアのカウントダウンを見ながら、想いを寄せるセスと初キスをしたいと願う姿は何とも愛おしい。
「ヘイリーは、ママが思うより自分は大人だと思っている。もっと独立させてほしいと思っているの。でもママはなかなかそうさせてくれない。ヘイリーは自分でニューイヤーズ・イブを楽しみたいと思っているの。その気持ちは分からなくないわ。15歳なんだから、もう大人なんだから、と感じているのよ。そこは理解できるし、演じていて楽しかったわ」。
ヘイリーでなくても、一度は煌びやかな街・ニューヨークで一年の終わりを祝ってみたいと願う人も少なくないはず。実際にこの街で暮らしているというアビゲイルは、「いろんな街のカケラが町のあちこちにあるところ」がこの街の魅力と語るが、大晦日の過ごし方はというと、ヘイリーとは理想が異なる様子。
「私たち家族は、いつも家でこの夜を過ごすの。家でディナーを食べながら、テレビでタイムズスクエアの中継を見るわ。(今年も)タイムズスクエアには行かないわ。家にいて、のんびりしながらテレビで見るの」。
そんな飾らない素顔を垣間見せる彼女にとって、今年は女優として飛躍の一年になったに違いない。恋愛モノである本作然り、『ランゴ』ではアニメの声優に挑戦、さらに今年10月に全米公開された『Janie Jones』(原題)では歌声も披露している。
「私はとてもラッキー。毎年がいい年だったけど、今年もまた楽しい一年だったわ。『Janie Jones』では、歌を歌えることに興奮したわ。実は、映画の話が来る前に、おもしろ半分で歌のレッスンを何度か受けていたの。映画の話が来たのは、偶然だったのよ。歌いたいなんて、それまで思っていなかったけど、そのおかげでもっとレッスンをしようという気になった。そしてその影響で、自分のバンドを結成することになったの。『CABB』という名前よ。映画にインスピレーションを受けて生まれたの。いまアルバムをレコーディングしているところなんだけど、なるべく早くリリースしたいと思っているわ」。
演技のみならず、映画を通してまた一歩、新たなフィールドに飛び出したアビゲイルだが、その口から語られる、女優としての今後の目標は「良い女優になりたい。才能のある人、尊敬する俳優が大勢いる中で、自分も将来、良い女優になりたい。それに、良い人間にもなりたい」と至ってシンプルだ。そんな彼女に、最後に大晦日に向けて、2012年の目標を聞いてみた。
「毎年同じなの。“爪を噛むのをやめる”というのがそれ。来年こそ守れるかな(笑)」。
© AFLO
《シネマカフェ編集部》
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