チャ・スウォン インタビュー オレ様スターとの共通点は「俳優であるという点だけ」
韓国の芸能界を舞台にした、胸キュン&笑い満載の注目ラブコメディ「最高の愛 〜恋はドゥグンドゥグン〜」が先日、待望のDVDリリースを果たした。本作で、“オレ様”売れっ子俳優トッコ・ジン役で見事なツンデレぶりを披露してくれる人気急上昇中の俳優、チャ・スンウォンが本作について語ってくれた。
最新ニュース
インタビュー
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
恋は“オラオラ”に行くべし! 韓国で旋風巻き起こした“トッコ・ジン”名言が到着
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

チョン・ウソンと共演したスパイ・アクション「ATHENA−アテナ−」や戦争を題材にした『戦火の中へ』など、全く毛色の異なる作品への出演後のラブコメディへの挑戦となったチャ・スンウォン。本人も「何よりも重い作品が続いたので、軽妙な役を演じたかった」と本作への出演の決め手を語る。
「韓国の息子」と呼ばれるほどに人気俳優のトッコ・ジンは“超”がつくオレ様で自信過剰、そのくせ視聴者からのネット上の書き込みにいちいち反応する、現代のネット社会を象徴するような男。対して、劇中のハイテンションぶりからは想像できないほどにスンウォンは冷静だ。どのようなイメージでトッコ・ジンというスターを作り上げたのだろうか?
「学生に例えるならば、男子中学生が大学生へと成長するイメージです。無邪気な中学生…何と言うか、友達とつるんで先生の話を聞かない自己中心的な中学生が大学という新しい世界に足を踏み入れて変化していきます。また、ある女性と出会うことで成熟する姿に重点を置く。そこを意識しながら、この役を演じました」。
映画にCMに引っ張りだこのトッコ・ジンと韓国のTV・映画で引っ張りだこのチャ・スンウォン。「韓国のトップスター」という点では共通するところがあるし、この役自体、彼以外には演じられないほどハマリ役と言えるのだが、ご本人の感想は?
「トッコ・ジンほどの地位の俳優は韓国にはいないでしょう。あのような性格の俳優もいません(笑)。俳優であるという点だけは似ています。僕も俳優ですが、『千の顔を持つ』なんて言葉は信じません。顔1つで演じ分けるだけで、別の顔を持ってきて人に見せているわけではありません。演技は幅広くではなく、深さが大事。もちろん、僕がこの人物を演じたわけですから性格面など似た部分もないわけではありません。しかし、トッコ・ジンが置かれた状況や立場は僕と共通する部分は少ないでしょう(笑)」。
本作の脚本を手がけるのは、「美男<イケメン>ですね」などで知られる売れっ子脚本家、ホン姉妹。女性ならではの願望が詰まった胸キュン要素も満載だが、“オレ様”ながら決して浮き足立っていないトッコ・ジンと現実的な崖っぷちタレントであるク・エジョンの、同業者ならではの掛け合いが興味深いところ。派手な世界に生きる2人の等身大な姿も好感を呼ぶ。スンウォンもその魅力について「韓国らしさがにじみ出ている」という。
最後に、本作の魅力について語ってもらった。
「第一にセリフのやり取りが素晴らしい。何と言えばよいか、虚勢を張るようなセリフが多くありません。このドラマには情緒的で心を打つシーンがたくさん登場します。最近のドラマの傾向として、韓国本来の情緒を無視した無国籍な脚本が非常に多い中、本作品は韓国らしさがにじみ出ています。僕が子供の頃に感じた韓国本来の情緒が見て取れます。比喩表現がとてもユニークで、何かを表現しようとすると、間接的にモノを通じて人の感情を伝え合うのです。そんな仕掛けがとても面白いですね。男と女が愛しあい、愛されるロマンスがあり、2人をめぐるコメディがとても笑えます。ラブコメディの面白さを十分に満喫することができるでしょう」。
※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。
MOVIE GALLERY
http://www.cinemacafe.net/moviegallery
特集「史上最強ヒロインに学べ! 美人力UP向上計画」
http://www.cinemacafe.net/kandora/kandora_cs2/
「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」
DVD-SET1 発売中
DVD-SET2 5月9日(水)発売
各15,960円(税込)
発売元・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」DVD公式サイト
http://kandera.jp/sp/greatestlove/
© MBC 2011 All Rights Reserved
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/