もう一度学生になるなら…何を学ぶ? 1位は英語!「手に職」という声も多数!
大人になり、社会に出て忙しい毎日を過ごしていると、学生時代にあった時間が途端に恋しくなるもの。「学生のとき、もっとちゃんと勉強していれば良かった…」、「学生だった頃の時間をもっと有意義に使っていれば良かった…」なんて感じている人も少なくないのでは…? 現在公開中の映画『幸せの教室』で描かれる主人公・ラリーの“キャンパスライフ”の物語は、そんな方にこそ観てほしいストーリー。観終わった後にはきっと「私も何か始めようかな?」という新たな気持ちが湧いてくるはず。シネマカフェでは本作の公開を記念して、読者を対象に「あなたが新しく学びたいこと(又はもう一度学び直したいこと)」を大調査! 大人になって感じる、「勉強」のありがたみとは…?
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ある日、学歴を理由に突然職を解雇され、人生のゼロ地点に立たされた中年男・ラリーが、薦められたコミュニティ・カレッジへの入学で選んだコースは「経済学」と「スピーチ」。再就職のための大学卒業資格を取るために入学した彼だったが、授業を通して新たな自分を発見していく——。
さて、シネマカフェ読者を対象にした調査の結果に目を移すと、圧倒的大多数だったのが「英語」「語学」という答え。社会人になってから海外旅行をする機会が増えた人が多いようで、「海外旅行に最近目覚めたのですが、学生時代に英語をもっとしっかりやっておけば良かったという後悔がチラリと…」(20代・女性)、「継続しておけば良かった…と旅行や海外の人と会うたびに思う」(30代・女性)といった理由が半分以上を占めた。また、国内にいても英語やそのほかの外国語と接する機会はもちろん多くある。「外国の人に話しかけられて言葉を返すことが出来ないのが悔しい」(50代・女性)と悔しい思いをしている人もいれば、「字幕なしで映画を楽しみたい」「洋楽を聴くようになったので、英語がもっと出来たらと感じる」など、ダイレクトに外国語の表現を楽しみたいという声も多数。「今はネットを通じて全世界の人とコミュニケーションがとれるので、積極的に自分を発信できるようになれたら素晴らしいなと思う」(27歳・女性)という願望は、現代ならではだろう。
2位にランクインしたのは、様々な人間関係に揉まれる社会人ならではの「心理学・コミュニケーション学」。特に、職場において活かしていきたい人が多いのだろう、「人間関係に悩まされたときに、自分なりに理由を考えて気持ちを整理できるようになりたい」(20代・女性)という意見もあれば、「人の気持ちや感情を感じ取る能力を人の役に立てられたら自分自身も成長できるような気がする」(20代・女性)という前向きな声も。
続いて多かったのは“文系”読者の票数? 「忘れてしまったから」という声が目立つ「数学」である。学生時代に一生懸命覚えた数式や方程式を実生活に役立てられている人がどれだけいるかは不明だが、どうやら後悔の念や危機感から数学を選ぶ人が多いようで、「いまでは掛け算も危うくなっているほど使っていないので」(20代・女性)、「もっと限界まで勉強すればよかったと思う。苦手≠不可能だと今ではよくわかるから」(30代・女性)、「学校時代にサボってしまったせいで、大きなものを失ってしまった気がする。学校で学ぶことって必要なんですよね」(30代・女性)という声が集まった。
このほかに目立っていたのが、「手に職をつけたい」という就職難の世相を反映する現実的な声。「年齢を重ねても長く働くことが出来ると思うから」(30代・女性)と「薬学」を選ぶ人もいれば、「世の中で損をしないように」(30代・男性)と「法学」、また「いずれは必要になるから」という理由で「医学・介護学」を挙げる人も目立っていた。もちろん、カリキュラム内で学ぶことは難しいと思われるものも。「いろいろ間違った恋愛をしてきたから」(20代・女性)、「失敗ばかりだから」(30代・女性)とのことで、「恋愛の仕方」と答える女性もちらほら…。
キャリアのステップアップに直接結びつけるというのも一つ、仕事に繋がらなくても自分の趣味をより楽しむというのも一つ、「学びたい」という理由や考え方は、実に多種多様。でも「もっとちゃんとやっていれば良かった…」と思う節があるのなら、その学問こそ勉強し直すことで、映画の主人公・ラリーのように新たな道が開けるかも…?
『幸せの教室』は全国にて公開中。
特集:大人からはじめる、新たなスタート
http://www.cinemacafe.net/ad/kyoshitsu
《シネマカフェ編集部》
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