ディズニーが『スター・ウォーズ』を買収 エピソード「VII」を2015年に公開
ジョージ・ルーカスがルーカスフィルムをウォルト・ディズニーに売却し、2015年公開予定のエピソード7を含め『スターウォーズ』シリーズ新3部作の製作を発表した。今回ディズニーは、ルーカスフィルムを40億5,000万ドル(約3,200億円)で買収すると発表し、それに伴い2015年には『Star Wars Episode VII』(原題)を公開するという。
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ジョージ・ルーカスがルーカスフィルムをウォルト・ディズニーに売却し、2015年公開予定のエピソード7を含め『スターウォーズ』シリーズ新3部作の製作を発表した。今回ディズニーは、ルーカスフィルムを40億5,000万ドル(約3,200億円)で買収すると発表し、それに伴い2015年には『Star Wars Episode VII』(原題)を公開するという。
この売却に伴い、ジョージはディズニーの個人株主として2番目に多い2.2%の株式を保有することになり、新たに製作されるエピソード7、8、9の新3部作においてはクリエイティブ・コンサルタントという形で作品に関わることになるという。ジョージが今回、ルーカスフィルムをディズニーに売却した理由は、同社の日々の実務から引退する時期が来たということ、自身の死後も『スターウォーズ』シリーズが続いて欲しいという願望だったようだ。ジョージは声明の中で「これまでの映画人生35年間の中で、最も嬉しかったことの一つは『スター・ウォーズ』が世代を超えて愛され続けてきたことです。私にとってはいまこそ、次世代を担うフィルムメーカーたちに『スター・ウォーズ』を受け渡すときだと思ったのです。『スター・ウォーズ』は私の死後も永続する作品だと常に信じています。だからこそ、私の存命中に引き継ぎをしておくべきだと思ったのです」とコメントを残している。
一方、ディズニーのロバート・アイガーCEOは、今回の契約に満足しており、今後ディズニーとしても同シリーズの精神を受け継いだ続編群を製作していくとの意向を明かしている。「現時点でシリーズ最終作は2005年の『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』ですが、ファンのみなさんの間には、抑圧された需要とも言うべき新作へのかなりの欲求があるものと我々は考えています。今回の買収により、『スター・ウォーズ』という映画史上最も偉大なファミリー・エンターテイメント作品を含むコンテンツの世界的なポートフォリオと、弊社のユニークかつ唯一無二の創造性との融合が可能になるのです」。
さらに、同シリーズのTV版となる「Star Wars: Underworld」(原題)の製作も進展中だという。ただ、今回のディズニーによる買収契約には『インディ・ジョーンズ』シリーズの権利も含まれているものの、現時点でディズニー側は『インディ・ジョーンズ』シリーズの新作については言及していない。
そんなジョージは今年5月に引退宣言をしており、1999年から2005年にかけて発表した新『スター・ウォーズ』3部作と、70年代から80年代にかけて製作したオリジナル3部作に手を加えて近年発表したリマスター版や特別篇などが批判を受けてきたことから、ジョージは以前「どうしてこれ以上作る必要があるんだい? みんなから常に批判されて、ひどい人間だなんて言われているのにさ。会社事業も、業界の付き合いも、いま背負っている全てのビジネス上の義務も捨て去って、のこぎりとハンマーでも持って趣味の映画を作るために自宅のガレージに引きこもるつもりさ。以前からずっともっと映画の本質を突いた実験的な作品を創りたかったんだ。映画館での興行の心配もしなくていいような映画をね」と洩らしていた。
この売却に伴い、ジョージはディズニーの個人株主として2番目に多い2.2%の株式を保有することになり、新たに製作されるエピソード7、8、9の新3部作においてはクリエイティブ・コンサルタントという形で作品に関わることになるという。ジョージが今回、ルーカスフィルムをディズニーに売却した理由は、同社の日々の実務から引退する時期が来たということ、自身の死後も『スターウォーズ』シリーズが続いて欲しいという願望だったようだ。ジョージは声明の中で「これまでの映画人生35年間の中で、最も嬉しかったことの一つは『スター・ウォーズ』が世代を超えて愛され続けてきたことです。私にとってはいまこそ、次世代を担うフィルムメーカーたちに『スター・ウォーズ』を受け渡すときだと思ったのです。『スター・ウォーズ』は私の死後も永続する作品だと常に信じています。だからこそ、私の存命中に引き継ぎをしておくべきだと思ったのです」とコメントを残している。
一方、ディズニーのロバート・アイガーCEOは、今回の契約に満足しており、今後ディズニーとしても同シリーズの精神を受け継いだ続編群を製作していくとの意向を明かしている。「現時点でシリーズ最終作は2005年の『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』ですが、ファンのみなさんの間には、抑圧された需要とも言うべき新作へのかなりの欲求があるものと我々は考えています。今回の買収により、『スター・ウォーズ』という映画史上最も偉大なファミリー・エンターテイメント作品を含むコンテンツの世界的なポートフォリオと、弊社のユニークかつ唯一無二の創造性との融合が可能になるのです」。
さらに、同シリーズのTV版となる「Star Wars: Underworld」(原題)の製作も進展中だという。ただ、今回のディズニーによる買収契約には『インディ・ジョーンズ』シリーズの権利も含まれているものの、現時点でディズニー側は『インディ・ジョーンズ』シリーズの新作については言及していない。
そんなジョージは今年5月に引退宣言をしており、1999年から2005年にかけて発表した新『スター・ウォーズ』3部作と、70年代から80年代にかけて製作したオリジナル3部作に手を加えて近年発表したリマスター版や特別篇などが批判を受けてきたことから、ジョージは以前「どうしてこれ以上作る必要があるんだい? みんなから常に批判されて、ひどい人間だなんて言われているのにさ。会社事業も、業界の付き合いも、いま背負っている全てのビジネス上の義務も捨て去って、のこぎりとハンマーでも持って趣味の映画を作るために自宅のガレージに引きこもるつもりさ。以前からずっともっと映画の本質を突いた実験的な作品を創りたかったんだ。映画館での興行の心配もしなくていいような映画をね」と洩らしていた。
《シネマカフェ編集部》
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