阿部寛、30歳にエール! 「30歳が真の意味での成人式」
横浜で1月5日(土)、30歳の人々を対象に行われた「30歳の成人式 in 横浜」に横浜出身の阿部寛が出席。主演映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の…
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30歳を現代における“本当の成人”ととらえて成人式を行なわれるこのプロジェクト。会場には着物に身を包んだ女性の姿も見られた。
横浜で「25歳まで親のスネをかじって」暮らしていたという阿部さん。横浜の思い出を尋ねると「(観光地の)中華街とかは近いから逆に行くことがなかったですね。20歳の頃はベイブリッジができて、デートに行くときは横浜の夜景を探し回ってましたね」と青春の1ページを明かした。
20歳のときの成人式は地元で出席したそうで、そのときの写真をファッション誌に送ったことがきっかけでモデルとしてデビューすることになったとか。だが、阿部さん自身、自分が成人したと実感できたのは30歳になった頃だったとふり返る。「20歳の頃はまだ地に足がついてなくて、まだまだ子供でしたね。20代でこの仕事を始めて、成功もしたし失敗もあった。いろんなことがあって27歳くらいで模索し始めて、30歳くらいになってやりたいことを決めて踏み出し、足元が徐々に見え始めたと思います。30歳になってからいろんな役が付くようになったので、真の意味の成人式は30歳だと思います」とうなづいた。
今回の映画の中では主人公・松生を演じ、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、忽那汐里、大竹しのぶが演じるタイプの違う6人の女性の人生に触れることになるが、もしも阿部さんがいま30歳なら、どの女性と恋をしたいか? と尋ねられると「30歳ならまだ体力もあるし(笑)、野波さんが演じたような“愛を求める女性”かな…? いまの年齢なら大竹さんですね。大竹さんとは初共演で、大女優さんですから僕も緊張してたんですが、人に対していつのまにか寄り添ってくれるような方で、心の優しさに接しました」と明かした。
また、20代の頃と比較しつつ「30代は(時間の過ぎるのが)倍速。40代はさらに倍速です」と自らの実感を踏まえて“警告”。「体力のあるいまのうちにいろんなことにチャレンジしてほしい。僕は48歳ですが、いま考えると30歳なんて小僧です。体力もバイタリティもあり、できることはたくさんある。人生のど真ん中を悔いのないようにいろいろ挑戦してください」とアドバイスを送った。
映画は井上荒野の同名小説が原作。恋に自由奔放な女性・艶に振り回され続けた夫・松生が、死の際にいる彼女を前に、彼女がこれまで関係した男たちにその現状を報告する。そのことが男たちの周囲にいる女たちの人生に少しずつ影響を及ぼしていくさまが描き出される。
『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』は1月26日(土)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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