『アンパンマン』今年のテーマは復興から希望へ 仙台出身「サンドウィッチマン」が参加
子どもたちに大人気の『それいけ!アンパンマン』シリーズ。その25作目となる『それいけ!アンパンマン とばせ! 希望のハンカチ』のゲスト声優に…
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今回の物語は、雲の上の世界が舞台。“空をきれいにできるハンカチ”をもつ憧れのザジおじさんのようになろうと、毎日練習に励む小さな象の男の子・パオ。そんな中、“ばいきんサーカス”を開催したばいきんまんは、最新メカ“スゴイゾウ”を“ヨゴスゾウ”に変身させて大暴れ。街中を汚して回るばいきんまんをただ見ていることしかできず、自分にくじけそうになるパオ。しかし、アンパンマンが、どんな困難でもあきらめず立ち向かう姿を見て、自分も希望をもって前に進むことを決意するのだった――。
毎作ごとに、社会性のあるテーマを込めて製作される本シリーズ。昨年は3.11から立ち直ろうとする日本を応援する意味で、“復興”をテーマにアンパンマンたちが大活躍を見せたが、今年はそれに繋がる“希望”をテーマに描かれる。
本作で富澤さんが声優を務めるのは、パオが憧れる“ザジズゼゾウ”(通称・ザジおじさん)。上手にハンカチを出せないパオを、いつも優しく見守る師匠のような存在だ。一方、伊達さんが声優を務める“スゴイゾウ”は、ばいきんまんが“ばいきんサーカス”のために発明した最新メカ。暴走すると“ヨゴスゾウ”に変身して大暴れし、街中を汚して回る悪役だ。
今回、大抜擢となった2人からはこんなコメントが寄せられている。「(前作でゲスト声優に抜擢された)『バナナマン』さんに先を越されて悔しかったので、キターッ! という感じです。自分の子どものオモチャがアンパンマンの物が多いので普段からアンパンマンは身近に感じていたので凄く嬉しいです」(富澤さん)。
「昨年、僕らより先にバナナマンさんが決まったことに悔しさがありました(笑)。同じ、パン繋がりで『サンドウィッチマン』なので、いつか共演できたら…と思っていたのですごく嬉しいです!」(伊達さん)。
と2人共、前作『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』で「バナナマン」に先を越されたことで、かなり悔しい思いをしていた様子。さらに、富澤さんからは「これを機に子どもたちに、『サンドウィッチマン』の人気が出ればいいなーと思います!」と妙な期待感に胸を膨らませているよう。
ダメな大人の典型のようなコメントだが、実は仙台出身の2人は震災から2年以上経ったいまでも復興活動を続けているということもあって、今回のゲスト声優への抜擢となったようだ。
アンパンマンと一緒に、日本中の子どもたちに“希望”を届けてくれることを期待したい。
『それいけ!アンパンマン とばせ! 希望のハンカチ』は7月6日(土)より全国にて公開。
(C) やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
(C) やなせたかし/アンパンマン製作委員会2013
《シネマカフェ編集部》
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