大ヒットの予感…!? 『タイピスト!』、「フランス映画祭2013」観客賞を受賞
50年代のフランスをカラフルに描いたサクセス・エンターテインメント『タイピスト!』。6月21日(金)から開催されていた…
最新ニュース
スクープ
-
「あんぱん」二宮和也、北村匠海との親子役は「しっくりくる」
-
50年代のフレンチカルチャーをキュートに描く『タイピスト!』予告編を先行公開!
-
『アマチュア』公開&来日記念! ラミ・マレックを好きになる7つのこと

舞台は1950年代のフランス。自由を求めて社会へ飛び出そうとしていた女性たちの憧れの職業は「秘書」。その中でも最も高いステイタスを得られるのは、当時一大競技として人気だった“タイプライター早打ち大会”で勝つことだった。田舎から出てきたローズは、保険会社を経営するルイの秘書に応募し採用となるも、1週間でクビを言い渡されてしまう。しかし、ローズの唯一の才能“タイプの早打ち”を見抜いたルイは、彼女と組んで世界一になることを条件に再び秘書として雇うことを提案。ローズの特訓の日々が始まった――。
本上映の日、満席の会場は終始笑いや歓声に包まれ、上映終了後に行われた来日舞台挨拶に登場したレジス・ロワンサル監督とヒロイン、デボラ・フランソワに向け、盛大な拍手喝采が贈られた。ロワンサル監督は、「ヴィンテージな面白さもありながら、“ロッキー”の様なスポコン映画にしたいと考えてつくった」と語っており、今回の映画祭でその戦略が日本の観客を魅了し、見事受賞という結果となった。
本賞は、昨年ミニシアター系最大のメガヒットとなった『最強のふたり』(’11)や、『オーケストラ!』(’09)などが受賞している栄えある賞。フランスでは新人監督作品ながら初登場2位のヒットを記録し、約30か国で公開されることがすでに決定! さらに海外メディアでは、「『アーティスト』を超える面白さ!」(indiewire誌)、「現代のオードリー・ヘップバーン登場!」(LE POINT誌)など、絶賛評の本作。この夏、日本でも大注目されること間違いなしの作品になりそうだ。
『タイピスト!』は、8月17日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/