【予告編】恋多きエマ・ワトソン 『ウォールフラワー』が心の傷に染みる
『パーシー・ジャクソン』シリーズのローガン・ラーマン、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、『少年は残酷な弓を射る』のエズラ・ミラーと、最旬若手スターが競演する『ウォールフラワー』。
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小説家を志望する16歳の少年チャーリー(ローガン・ラーマン)は、高校入学初日に“スクールカースト”(校内序列)最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。ところが、パトリック(エズラ・ミラー)とサム(エマ・ワトソン)という兄妹と出逢い、彼の学校生活は一変する。世界は無限に広がっていくように思えたが、チャーリーがひた隠しにする、過去のある事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へ転がり始め……。
本作は、J. D. サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の再来と絶賛され、全米で社会現象となったベストセラー同名小説を、原作者自らが監督・脚本を務めて映画化。
予告編では、壁際が定位置の内気な少年チャーリーが、陽気な自由人パトリックと、美しく奔放で恋多き少女サムの兄妹と出逢い、 “壁際に咲く花”のようにひっそりと息を潜めてやり過ごしていた日々が一変する様が描かれる。
初めての友情、初めて恋を知り、喜びとともに、初めて感じる痛みを知っていくチャリー。また、チャーリーだけでなく、パトリック、サムも、それぞれが心に傷を抱えている様子が描き出されている。特に印象的なのは、すべてを風に委ねるように立つ、エマ・ワトソン演じるサムの不安定さだ。彼らの姿は、誰もが経験した “あの日々”の痛みをキリキリと蘇らせていく。
ハリウッドが注目する最旬の若手スターが、ナイーブな“はみ出し者たち”を好演した本作は、映画データベース「IMDb」では8.1、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも85%と高評価を獲得。
日本でも公開を待ち望む声が多かっただけに、早くもこの秋一番の話題作となりそうな予感。まずは、予告編をチェックしてほしい。
『ウォールフラワー』は11月、TOHOシネマズ、シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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