【シネマカフェ的海外ドラマvol.295】萌えるイケメン兄弟…「フォーリング・スカイズ」前編

海外ドラマ界の素敵兄弟をクローズアップ！　現在、放送中のシリーズから“現役素敵兄弟”をピックアップした前回に続き、今回は人気SFドラマ「フォーリング・スカイズ」で素敵兄弟ハル＆ベン・メイソンを演じているイケメン2人に急接近。来日したドリュー・ロイとコナー・ジェサップに“兄弟トーク”をしていただきました。

エイリアンに侵略されて壊滅状態になった地球を舞台に、元歴史学教授のトム・メイソン（ノア・ワイリー）ら生き残った者たちが連隊を組み、地球の覇権を奪い返そうと立ち上がる「フォーリング・スカイズ」。

全米でも大人気の本シリーズは、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めていることでも知られています。そんな中、ドリューとコナーが扮しているのは、主人公トム・メイソンの息子たち。エイリアンと戦う父を頼もしくサポートする長男・ハルをドリュー、エイリアンに拉致された次男・ベンをコナーが演じています。

人間たちはエイリアンに地球を乗っ取られ、なぜか人間の子どもたちを狙うエイリアンにさらわれたベンは行方知れず。物語はそんな状況から始まりました。シーズン1の展開について、ドリューがこう語ります。

「シーズン1のハルは、エイリアンに拉致された弟を取り戻そうと必死だった。“使命”だと言ってもいいくらい、彼は命を懸けていたよね。ただ、兄弟って不思議で、あまりにも近づきすぎると、ちょっと距離を置きたくなるもの。だから、ハルは自分の素直な気持ちをベンに伝えようとはしないんだ。誰よりも弟を想っているのにね」。

「あまりにも近づきすぎると、ちょっと距離を置きたくなる」。それこそが素敵兄弟のポイントであり、多くの兄弟の特性でもありますが、言うなればハルとベンは素敵兄弟のツボを押さえた状況。続くシーズン2でも、彼らの複雑でドラマティックな関係は変わりません。ドリューが解説してくれました。

「ベンをエイリアンから取り戻したものの、エイリアンの影響で超人的な力を得たベンの方が、ハルよりも力の強い男になっている。兄弟の立場が逆転してしまうんだ。そんな中でも、ハルはベンの中で何が起きているのか、彼がエイリアンに何をされたのかを突き止めたいと願っている。やっぱり愛情を分かりやすく表現したりはしないけどね」。

互いを深く想い合っているのは確か、けれども抱き合って喜んでばかりはいられないのが「フォーリング・スカイズ」の過酷な世界。“エイリアンのアジトから奇跡の生還を果たした弟”、コナーの意見はこうです。

「兄弟って、衝突することもあれば、分かり合えることもあるからね。その点、カメラの前以外での僕とドリューの関係は、ハルとベンよりずっと穏やかだと言えるんじゃないかな。撮影が始まった最初の頃から、すぐに仲良くなれたんだ。だから、ベンが拉致されていたシーズン1よりも、戻って来たシーズン2の方がドリューとの共演シーンが多くて楽しいな」。

次回も、引き続きドリュー・ロイとコナー・ジェサップの“兄弟トーク”をお届けします。ハルとベン、ドラマの中でオイシイのはどっち？　女の子にモテるのはどっち？　さらには、お互いの魅力についても仲良くプレゼンテーションしていただきました！