ガス・ヴァン・サントも絶賛 『わたしはロランス』新進気鋭のイケメン監督に注目
18歳で処女作『マイ・マザー/青春の傷口』、19歳で『HART BEAT』を制作。そして、現在公開中の『わたしはロランス』を含む3作品がすべてカンヌ国際映画祭に出品されている、若きグザヴィエ・ドラン監督。
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本作は、“女性になりたい男”ロランスと、その恋人・フレッドの歩む長い年月を描いたラブ・ストーリー。昨年度のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、フレッドを演じたスザンヌ・クレマンが「最優秀女優賞」を受賞するなど、高い評価を得た。また、先のフランス映画祭で団長を務めた、フランスの大女優ナタリー・バイもロランスの母親役で出演を果たしている。
早くもTwitter上では「今観るべき傑作」、「夏に観た映画がすべて吹っ飛ぶほどの破壊力」、「今年ナンバーワン。間違いない」など絶賛の声が続出しているという。
ドラン監督の非凡な感性に惚れ込んだ『永遠の僕たち』『ミルク』のガス・ヴァン・サント監督も、全米公開時のプロデューサーを自ら買って出るほどで、「彼が現在もっとも有望なフィルムメーカーのひとりであることを証明する、素晴らしい映画だ」とコメントしている。
6才で子役としてデビュー、監督・脚本・編集、ときには主演と、ほとんど全てをこなしてしまうドラン監督は、俳優兼シンガーの父を持ち、5歳から子役として活躍。デビュー当時から“神童”と謳われ、小学生時代にすでにクラスで一目置かれる存在になっていたという。そして24歳となった現在では、ご覧のとおりの抜群のルックス。
「『わたしはロランス』には、子どものころの僕の秘密が全て表現されていると思う。この作品は究極のラブストーリーに捧げる僕なりのオマージュだ」と語る、ドラン監督。
すでに本作の後、『ビザンチウム』『アンチヴァイラル』のケレイブ・ランドリー・ジョーンズ主演で新作を撮り終えており、急きょ『マイ・マザー』の劇場公開(11月9日より)も決定。カナダの若き才能に要注目だ。
『わたしはロランス』は全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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