26歳・長澤まさみ、15歳の役を「楽しんだ」 岡田将生は監督に“学ラン”を笑われ傷心
いくえみ綾の人気漫画を実写化した『潔く柔く きよくやわく』の完成披露試写会が9月18日(水)に都内で開催され、主演の長澤まさみ、岡田将生、波瑠、高良健吾、中村蒼、新城毅彦監督が舞台挨拶に登壇した。
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若い女性を中心に高い支持を集めるいくえみ作品の初の映画化であり、全13巻からなる連作ラブストーリーの中から特に人気の高いカンナと禄のエピソードを実写化。15歳のときの幼なじみを亡くしたことで恋愛ができなくなったカンナ(長澤まさみ)と、同じく心に傷を抱える禄(岡田将生)の2人が自らに向き合い、互いを支えに再生していく姿を描く。
長澤さんは元々「原作漫画の大ファン」だったそうで、「まさか自分がカンナを演じることになるとは…。プレッシャーもありましたが、役者さんやスタッフさんのおかげで最後までやりきることができました」と満面の笑みを浮かべる。
この日、登壇した5人は全員、高校時代も演じており、長澤さん、高良さんは幼なじみの関係、波瑠さんと中村さんは2人と仲良しの高校の友人で15歳の頃を演じている。現在26歳の長澤さんは10歳以上も若い頃を演じたことになるが、「高良くんが現場で『大丈夫っしょ!』と言ってくれたのが自信に変わって、楽しんで演じた」と違和感なく演じられたよう。同い年の高良さんも「15歳の頃と全然変わってないところもあるし、見た目もそんなに変わってないので全然大丈夫! あの頃に戻れた気がしました」と感慨深げにふり返る。
波瑠さんも「高校時代のメンバーの雰囲気がすごく楽しかったので、年齢を気にせずにいられました」、中村さんも「制服を着たら高校時代に戻ったような気持ちになって、自然に楽しめました」と笑顔で述懐した。
一方、4人とは別の高校で学生生活を送った禄を演じた岡田さん。4人がブレザーだったのに対し、岡田さんは「原作に忠実に」(新城監督)、学ラン姿を披露している。岡田さんは「久々に学ランを着させてもらったんですが、監督に『クスッ』って笑われました…。『自信ないです』と言ってたのに、それでも笑うという監督の心情が分からない。正直、どうかと思いました」と監督の振る舞いに怒り心頭の様子。これには新城監督も慌てて、「意外によく似合うのでおかしくなったんです」と釈明し、会場は笑いに包まれた。
『潔く柔く きよくやわく』は10月26日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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