大泉洋&染谷将太のヒロインに安藤裕子が決定!『ぶどうのなみだ』
北海道を舞台に、父の遺したワイナリーを営む年の離れた兄弟を大泉洋、染谷将太が演じる、2014年秋公開予定の映画『ぶどうのなみだ』(仮)のヒロイン役に、シンガーソングライターの安藤裕子が…
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本作は、2012年1月に公開された『しあわせのパン』のスタッフが、大泉さんを主演に迎えて贈る“北海道企画”第2弾。舞台を空知(そらち)地方の“ワイナリー”に移し、四季折々の美しい大地の風景はそのままに、ちょっぴりビターだけど、じんわり温かい家族の物語を描き出す。
安藤さんが演じるヒロイン、エリカは、空知でワイナリーを営む兄弟アオ(大泉さん)とロク(染谷さん)の前に、ある日突然現れる不思議な女性。キャンピングカーでいろいろな土地を旅しているが、いつしかアオとロクの住む町に馴染み、二人の心を揺り動かしていく、という重要な役どころだ。
実は安藤さんは、シンガーソングライターとしてのデビュー前に、「池袋ウエストゲートパーク」(TBS系・00年)等のドラマ・映画出演作があるのだが、本作では久々の演技披露となる。かつて憧れた映画の世界。出演者や制作各部、色々な方に「なぜ映画の仕事を続けるのか?」と、質問をしたという安藤さん。「ほかにできることもないしと言った後、多くの人が映画が好きだからと言っていたのが印象的でした。私も映画が好きだと自信を持って言えるよう、ガムシャラに走るのみです」と、気合十分で臨んでいるようだ。
初共演となる主演の大泉さんも、「凄くナチュラルで普通の雰囲気を持っていながら、カメラの前に立つと息を飲むほど美しく鮮烈な印象を残す。撮影の合間に古い沖縄の歌をふと口ずさんだ彼女の歌声に一瞬で心を掴まれました」と、その魅力にすっかりノックアウトされた様子。
安藤さんの大抜擢に、三島有紀子監督は、「安藤さんの歌詞の言葉たちを聞いていてこの映画の世界を共有してもらえるかもしれないと思いました。感情がストレートで“風”のようなところが大地に立つエリカのイメージ通り」と語り、「撮影では初体験のこともたくさんやってもらってますが、感覚的な表現力でいろんな表情を見せてくれ、ぐっと心吸い寄せられます」と、自ら太鼓判を押した。
『ぶどうのなみだ』(仮)は2014年秋、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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