坂井真紀&満島ひかり&井浦新迎え、角田光代・原作「かなたの子」ドラマ化
直木賞作家・角田光代が、人が誰しも持つ“過去”という名の“闇”に焦点を当てた短編小説集「かなたの子」。このほど、坂井真紀を主演に、満島ひかり、井浦新、永瀬正敏ら豪華キャストを迎えて…
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主人公は、1泊2日の富士登山ツアーに参加していた豆田日都子(坂井真紀)。ガイドの野澤亮一(井浦新)を先導に、近藤晋太郎、青山ソメノ、見附あいと共に山頂を目指していた。
ふとソメノがふり返ると、日都子が手で顔を覆いしゃがみこんでいた。亮一たちに声をかけられ我に返った日都子は、朦朧とする意識の中でそのときに見た人影がひとり娘のなつきであったことに気付く…。
抗えず、修正もできず、“闇”としてただ追いかけてくる過去の罪。本作では、富士登山ツアーに偶然集った参加者たちそれぞれが過去に闇を抱え、救いを求めるように山頂を目指す姿を描く。
取り返しのつかない過去、罪の意識にさいなまれながら、山道を一歩一歩進んで行く、まるで人生ような登山。過去を断罪するのではなく、彼らの“闇”にかすかに光が差し込む瞬間をすくいとった人間ドラマとなっている。
監督を務めるのは、真木よう子・主演の映画『さよなら渓谷』で「審査員特別賞」を手にした大森立嗣。脚本を務めたのは、『ソラニン』の高橋泉。ロケは今年、世界遺産に登録された富士山で実際に行なわれ、4本ある登山ルートのうち頂上までの標高差が最大かつ、最も過酷とされる御殿場ルートを舞台に、天候の変わりやすい厳しい環境の中、頂上までの撮影を敢行。富士山世界遺産登録後、初のテレビドラマ作品の撮影となった。
連続ドラマW「かなたの子」は12月1日(日)より放送開始(全4話)。
※第1話無料放送
《シネマカフェ編集部》
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