【特別映像】アメリカ激動の時代を支えた男が見たものとは…『大統領の執事の涙』
全米興行収入3週連続第1位の快挙を遂げた、『プレシャス』でアカデミー賞に輝いたリー・ダニエルズ監督の最新作『大統領の執事の涙』。このほど、本作のポスター・ビジュアルと…
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綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズは、ひとりで生きていくため、見習いからホテルのボーイとなり、大統領の執事にスカウトされる。それ以来、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガンという7人の大統領に仕えてきた。
キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争…目の前で時代が大きく揺れ動く中、セシルは忠実に働き続けるが、執事であると同時に、“夫”であり“父”でもあった。理解を示す妻とは別に、白人に仕える父の仕事を恥じ、反政府運動に身を投じる長男。兄とは逆に、国のために戦うことを選びベトナム戦争へ志願する次男。激動の時代の中で、彼が世界の中心で見たものとは…。
ホワイトハウスで7人の大統領に仕えた、ひとりの黒人執事の知られざる人生を描く本作。今回届いたポスターには、「彼は見ていた」の文字が…ホワイトハウスで30年以上働き、その激動の時代を間近で見ていた一人の歴史の証人であるセシルならではの言葉だろう。
そして、同時に公開された特報映像である。前半では歴代の大統領に信頼されるセシルの凛々しい姿。また、歴史上、重要な数々の事件(ケネディ大統領暗殺事件、KKK、ベトナム戦争など)と、彼が歩んだ執事として歩んだ時間が描かれている。さらにラストに移されるバラク・オバマ現大統領の「目に涙あふれた」というコメントも本作と何かしらの繋がりを感じさせるが…。
本作で主人公・セシルの妻を熱演しているオプラ・ウィンフリーは先日、「大統領自由勲章」をオバマ大統領から授与されたばかり。アメリカの表も裏も、その全てを見てきた彼が生きてきたその視線の先で何が起こっていたのだろうか?
『大統領の執事の涙』は2014年2月15日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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