『ホーム・アローン2』テーマ曲に隠された真実?…『バックコーラスの歌姫たち』

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『バックコーラスの歌姫たち』-(C) 2013 Project B.S. LLC
『バックコーラスの歌姫たち』-(C) 2013 Project B.S. LLC 全 3 枚 拡大写真
まもなく街はクリスマスモード一色。クリスマスをテーマにした映画といえば思い出すのが、ファミリー・コメディ『ホーム・アローン』シリーズだろう。実はこのシリーズで起用されている名曲と、12月より公開される音楽界のトップスターを影で支えてきた歌姫たちを描いた映画『バックコーラスの歌姫たち』には、ある人物の存在が鍵となっている。

ブルース・スプリンスグスティーン、スティング、スティーヴィー・ワンダー、ミック・ジャガー、ベット・ミドラーといった大物ミュージシャンを影で支えてきたバックシンガーたちに、初めてスポットライトを当てたドキュメンタリーとして話題を集めている『バックコーラスの歌姫たち』。アメリカでは数スクリーンの公開でスタートしたが、クチコミで評判となり現在150スクリーンまで拡大し、興収420万ドルを突破している。

一方、クリスマス休暇に慌て者の家族たちに置き去りにされた少年・ケビン(マコーレ・カルキン)が2人組の強盗相手に大活躍する『ホーム・アローン』。その続編で、舞台をN.Y.に移した『ホーム・アローン2』では、テーマソングも印象的だった。

その誰もが一度は耳にしたことがあるだろうテーマソング「ひとりぼっちのクリスマス」を歌っていたのが、『バックコーラスの歌姫たち』で作品の軸となる、ダーレン・ラブだ。

ダーレンは、60年代に「ブロッサムズ」のメンバーとしてデビューを果たし、伝説的プロデューサーのフィル・スペクターが生み出した数々のヒット曲のバックコーラスを務めた。やがて、あくまでバックシンガーとして利用しようとするフィルとの間に深い軋轢が生まれる…。

一度、失意のなかで音楽業界を離れた時期もあるダーレンを始め、劇中に登場するのは、ソロを目指すためのステップとする者、音楽業界に利用され夢を打ち砕かれた者、自分を必要としてくれるミュージシャンと共に生きる道を選ぶ者、そして生活のために歌い続ける者と様々。そんな名もなきの歌姫たちの成功と夢、誇り、犠牲や葛藤を描き、観る者の心を揺さぶる作品となっている。

クリスマスを彩る名曲に隠された真実。今年のクリスマスは本作を観た後、また新しい視点で『ホーム・アローン2』を味わえるかもしれない。

『バックコーラスの歌姫たち』は、12月14日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。

《text:cinemacafe.net》

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