【特報映像】キャストの歌声を堪能!コーエン兄弟最新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』
カンヌ国際映画祭グランプリ、そして全米映画批評家協会賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、撮影賞の4冠を獲得したコーエン兄弟の最新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』…
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1960年代の冬のニューヨーク。まだマスコミやレコード会社が発展していなかった時代に、フォークシンガーのルーウィン(オスカー・アイザック)は、グリニッジ・ヴィレッジのライブハウスで歌い続けていた。鳴かず飛ばずの生活に嫌気が差しながらも、ギターケースと猫を抱え、なんとか暮らしていた――。
世界中の批評家から大絶賛された本作は、フォークソングの中心地だったニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジを舞台に、成功を夢見る若手フォークシンガーの1週間をユーモラスに綴った物語だ。ボブ・ディランが憧れたミュージシャン、デイヴ・ヴァン・ロンクの回想録を、アカデミー賞常連のコーエン兄弟が脚色し、自ら監督も務めた。
主役のルーウィンを演じたオスカー・アイザックは、本作で見事な歌声を披露。実はオスカーは、名門ジュリアード音楽院の出身で、歌とギターが抜群にうまかったことが今回のキャスティングの決め手となったという。今回解禁となった特報でも、メインソング「Fare Thee Well(フェア・ジー・ウェル)」が流れ、素晴らしい歌声とギター演奏を聞くことができる。
また彼のみならず、本作で歌う曲はすべてキャストたち自身が歌っている。『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガンや、今年のグラミー賞7部門にノミネートされ、近年は俳優としても著しく活躍するジャスティン・ティンバーレイクの歌声もたっぷり堪能できるのだ。
さらに音楽は、グラミー賞受賞作『オー・ブラザー!』を手掛けたT・ボーン・バーネットと、実力派バンド「マムフォード・アンド・サンズ」のマーカス・マムフォードが参加している。
日本での公開はまだ少々先だが、まずはこの特報でキャストたちの歌声に酔いしれてみて。
『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』は、2014年初夏TOHOシネマズシャンテほか公開。
《text:cinemacafe.net》
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