レオナルド・ディカプリオ、“休業”には触れず「もし巨万の富を得たら…?」
来日中のレオナルド・ディカプリオが1月29日(水)、都内で会見を行い“俳優休業”前の最後の出演作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』をアピール。休業については触れず…
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斬新なアイデアと天才的な話術で巨万の富を手にし、“ウォール街のオオカミ”の異名を持った実在の株式トレーダー、ジョーダン・ベルフォートの栄光と破滅を描く本作。
この日、会見場に選ばれたのは東京・日本橋の東京証券取引所で「この作品にふさわしい場所。とても光栄です」(レオ)。同所で米俳優が会見を行うのは、これが初めてとなる(過去にはマイケル・ムーア監督が同所で『キャピタリズム~マネーは踊る~』の来日会見を行っている)。
自身が演じたベルフォートという人物については「欲望に駆られた人間の増長と破滅を体現するキャラクターだね。リスキーな役だって? でも、リスキーな選択をすることこそが、俳優や表現者と呼ばれる人間の役目じゃないかな」と持論を語るレオ。
記者から「もし主人公のように巨万の富を得たら、何に使いたいか?」と聞かれると、環境問題に強い関心を示すレオらしい前述のコメント。さらに「家や車、飛行機を買うなんてことに興味はないんだ。こんなことを言うと、みなさんはきっとウソだと思うかもしれませんが」と話していた。
第86回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞の5部門にノミネートされており、会見にはレオとともに、オスカー候補になっているマーティン・スコセッシ監督、共演のジョナ・ヒルが出席した。
今回、共同プロデューサーでもあるレオからの熱烈オファーで、5度目のタッグを組んだスコセッシ監督は「レオの情熱にやられたよ。実際、『ずっとここにいたいな』と思える現場だった」とニンマリ。実在の人物を描いた本作について「単に本人をリアルに描くのではなく、その精神性をスクリーンに映したかった」と熱弁した。
また、初来日のジョナは「共演者を高めてくれるアメージングな俳優だよ」とレオに最敬礼。2人が寿司を食べるシーンでは、ジョナの台詞がきっかけとなり、レオがハマチを食べ続けるハメになったのだとか。「そのせいで、レオは体調を崩してしまったんだ」(ジョナ)、「きっとハマチを50貫くらいは食べたな」(レオ)と秘話を明かしていた。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は1月31日(金)より全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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