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リチャード・ギア、新作で主演&プロデュース兼務へ

リチャード・ギアが新作『Time Out of Mind』(原題)で主演とプロデュースを兼務するようだ。リチャードが、3月に撮影開始予定で、アカデミー賞にノミネートされたことも…

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リチャード・ギア-(C) Getty Images
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リチャード・ギアが新作『Time Out of Mind』(原題)で主演とプロデュースを兼務するようだ。リチャードが、3月に撮影開始予定で、アカデミー賞にノミネートされたこともある脚本家ジェフリー・ケインのオリジナルの脚本を元にした同新作『Time Out of Mind』の主演及びプロデュースを担当すると見られている。

リチャードは、ニューヨークを舞台に、ホームレスとなった父親が、疎遠になっていた娘との関係を修復しながら、人生をやり直す様子を描いたこの新作を、監督のオーレン・ムーヴァーマンとタッグを組んで製作することに期待で一杯のようだ。リチャードは「『Time Out of Mind』のストーリーに長年とりつかれていたんだ。この新作は、人間性を深く追求するストーリーなんだよ。だから、この映画を観る全ての人に何かを訴えかけるパワフルな作品にしようって決めてるんだ。僕はオーレンみたいな才能に溢れた脚本家兼監督と一緒に、喪失感や家族の縁、そして救いを求めたりと、人間の様々な感情を妥協なしで包み隠さず語るこの新作を製作できることを誇りに思うし、本当に嬉しいよ」と語った。

一方オーレンも、この新作で多くの人が共感できる「現代社会に潜む問題」に焦点を当てることに満足しているそうで、「リチャードのことは長年尊敬してきたんです。父であり、恋人であり、友人であり、社会で忘れられた存在のひとりである、財産を失った孤独な男の物語を、誰にでも分かりやすく語ることで、私達が目をそむけがちな『現代社会に潜む問題』の事実を観客に問いかける、そんな新作を彼と組んで製作できることは光栄です」と語った。

そんなオーレンは、監督した2009年公開の『メッセンジャー』がアカデミー賞の脚本賞にノミネートされている。

(C) BANG Media International

《シネマカフェ編集部》

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