【特別映像】予想以上に知的!? スカーレット・ヨハンソンの意外な“人間観察力”
俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィットの初長編監督作品として注目を集める、映画『ドン・ジョン』。このたびジョセフと本作でヒロインを演じた、セクシー女優のスカーレット・ヨハンソンのインタビュー映像がシネマカフェにて独占公開となった。
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本作の主人公は、家や車を大切にし、家族関係も良好で、教会にも通い、とりわけ女性に関しては負け知らずのクリーンな肉食系男子・ジョン。そんなパーフェクトな彼を仲間たちは伝説のプレイボーイのドン・ファンに掛けて“ドン・ジョン”と呼ぶ。
それでもジョンは満足できない。至福の快楽を求め、パソコンに向かいポルノ鑑賞に励む日々を送っていた。そんな中、ジョンはまったくタイプの違う2人の女性と出会い――。
ジョセフが初監督作のテーマに選んだのは“愛”。理想に燃える男が、理想の女性・恋愛・セックスを求め、全くタイプの違う女性2人と出会うことで、新たな価値観を見出していく姿をセクシーかつコミカルに描いた本作。
ジョンの愛の価値観を変える女性2人。そのひとりバーバラを演じているスカーレットが今回の対談相手となるわけだが、本作のテーマについて「どの俳優も若いうちは、メディアに物として扱われるところがあるでしょ? 私も口紅やマスカラで、典型的なブロンド、セクシーな女、ハリウッドという印象的なもののイメージを売ってるしね(笑)」と、冒頭からハリウッドスターならではの持論を語っている。
ジョセフ然り、スカーレット然り、いままさに人気絶頂の俳優たちにとってそれは日常茶飯事のよう。彼女の言葉通り、スカーレットには典型的なセクシー女優のイメージが強いが、彼女の語る人間観察論を聞いていると意外にもかなり聡明な女性なのでは…と違った一面が見えてくる。
さらにスカーレットが「それって私が表現しているものの、ほんの一部でしかないのよ」と続ければ、ジョセフも「本当の君は違う」と頷く。
また、自身が演じた“絶世の美女”バーバラについては「極度の理想主義者」とバッサリ。ハリウッドの恋愛映画に憧れ、恋愛において“こうありたい”という理想が高すぎる彼女を「現実や、自分の前にいる人が見えていないの。相手も独自の考えを持っているってことをね」と分析している。
ポルノにハマる男とハリウッドの恋愛映画に憧れる女の関係を描きながら、本当の愛へと導いていく本作。男女ともに“そうかも…”と共感できるポイントは多いはず。まずは、ジョセフとスカーレットの想像以上に深い人間観察を覗いてみて。
『ドン・ジョン』は角川シネマ有楽町、シネマライズほか全国にて公開中。
《シネマカフェ編集部》
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