ニコール・キッドマン&真田広之、2ショット到着!『レイルウェイ 運命の旅路』を語る
アカデミー賞受賞俳優コリン・ファースとニコール・キッドマン、そして真田広之といった豪華キャストにより実現した決して忘れることのできない戦争体験の傷と夫婦の絆を描く『レイルウェイ 運命の旅路』…
最新ニュース
スクープ
-
「思ったよりお似合い」イ・ジョンソクとムン・ガヨン、香港での目撃談が話題!
-
【予告編】コリン・ファース&真田広之が過去と対峙『レイルウェイ 運命の旅路』
-
「短くて面白い」が選ばれる新時代――新たな配信サービスの挑戦

かつて第二次世界大戦時、日本軍の捕虜となり、タイとビルマを結ぶ泰緬鉄道の建設に狩り出されていたエリック・ローマクス(コリン・ファース)。故郷に帰り、献身的な愛を捧げる妻・パトリシア(ニコール・キッドマン)と共に平穏な日々を過ごそうとしていたエリックだったが、長らく戦時中の記憶に苦しめられていた。ある日、当時の現場に居合わせた日本人通訳・永瀬(真田広之)が、いまもタイで生きていることを知る。エリックは癒えない傷を呼び覚まされ、思い悩むうち永瀬と直接向き合うことを決意。約50年もの時を経てひとり、タイへと向かう――。
本作は、1995年度「エスクァイア(Esquire)」誌ノンフィクション大賞を受賞したエリック・ローマクスの自叙伝「The Railway Man」を映画化。前へ進むため、誰にも打ち明けることのなかった過去に再び向き合おうとする奇跡の実話に、3人の実力派俳優が挑む。
本作は「とても難しかった」と語るニコールに対し、真田さんは「私にとって、この作品に参加することは“歴史を再検証する”ことでもあったと思います」と話す。「脚本を読み、議論を巻き起こす題材に引き込まれ、私が永瀬を演じなければと感じた。この役は日本生まれの日本の役者が演じなければならない。そして日本で公開されなければと思った」と、難しい題材ながらも使命感に溢れていたようだ。
「映画は実際の出来事が起こった場所でも多く撮影されていて、それが良い方向に働いた。我々のストーリーを世界に伝え、よりよい未来を作ってほしい。経験を無駄にしないで、と言われているような気がした」ともふり返ってる。
また、出演のそのほとんどのシーンをエリック演じるコリンと過ごした真田さん。コリンとのシーンはまるで2人劇のようだったという。「彼との共演はとても楽しかった。我々は同い年で、最初からいい雰囲気を作れた。彼も多くの舞台をこなしているのでまるで全てのテイクが即興だった」と、オスカー俳優の妙演に感服する。
「決して忘れず、決して繰り返さない。それが、この映画の使命だと思う。たとえ、この映画が議論を巻き起こすものであっても。いい薬とは苦いもの。でも飲まなくてはね」と語るように、英国人将校と日本人通訳が過去と対峙する本作への出演は大きな意義があったようだ。
『レイルウェイ 運命の旅路』は4月19日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
特集
関連記事
この記事の写真
/