三浦友和、“金髪”に「最近、慣れてきました」
WOWOWの連続ドラマWで放送となる「トクソウ」の完成披露試写会が4月23日(水)に都内で開催され、吉岡秀隆、真飛聖、三浦友和、河合勇人監督が舞台挨拶に登壇した。
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数々の事件を摘発してきた特捜検察の“暗部”を描いた本作。主人公の織田、絶対的な権力を持つ副部長の鬼塚、そして司法記者の桜井の姿を通じて、特捜の実態や司法記者クラブとの歪な関係などが浮き彫りにされていく。
“検事”であるにもかかわらず、三浦さんは現在出演中のドラマ「極悪がんぼ」仕様の金髪で登場となり、吉岡さんは「三浦さんは民放の頭になってますが、WOWOWです(笑)! WOWOWらしい、WOWOWならではのドラマができました」とアピール。
三浦さんは「最近、この頭に慣れてきました…」と笑いつつ、正義のために手段を選ばず暴走していく検事役を述懐。難解な専門用語のオンパレードには辟易したようで「40年この仕事をしてきて、一番の説明ゼリフの多さでした。夜中にパッと目が覚めて、頭の中をセリフが回るということを初めて経験しました」と苦笑する。
この2人のクライマックスでの“対決”が大きな見どころとなるが、吉岡さんは「三浦さんは、『三丁目の夕日』の優しい宅間先生のイメージしかなかったんですけど…(苦笑)。寒風吹きすさぶ群馬のダムで、微動だにしない三浦さんを見ながら演じました」とふり返る。三浦さんは「寒くて動けなかったんです…。たくさん着込んでたし」と語り、会場は笑いに包まれた。
真飛さんは男ばかりの検察、記者クラブで奮戦する女性記者を熱演しており、撮影現場でも男性に囲まれての撮影となったが「唯一、ホステスになって潜入するというシーンがあり、そこは女性ばかりで、この日はスタッフさんも楽しそうでしたね(笑)」と明かし、会場は再び笑いに包まれた。
ドラマ「鈴木先生」などで話題を呼んだ河合監督は、本作について「闇に切り込むということで取材を重ねて挑みました」と語り、出来栄えに自信を覗かせていた。
ドラマW「トクソウ」は5月11日(日)よりWOWOWにて放送(全5話/第1話無料放送)。
《シネマカフェ編集部》
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