【特別映像】ジャスティン・ティンバーレイク&キャリー・マリガン、ハモリで美声を披露
2013年、第66回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、バラエティ紙、ニューヨーク・タイムズ紙をはじめ数多くの新聞・雑誌で“THE BEST PICTURE OF THE YEAR”に選出された…
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主人公ルーウィン・デイヴィスを演じるのは、先日『スター・ウォーズ エピソード7』(仮題)の新キャストとしても発表された、『ドライヴ』のオスカー・アイザック。共演はミュージシャンであり、俳優のジャスティン・ティンバーレイクと、『華麗なるギャツビー』での好演も記憶に新しいキャリー・マリガンだ。このほど、念願のコーエン兄弟作品への出演を果たしたジャスティンとキャリーが、美しいハーモニーで歌い上げる本編映像が公開となった。
1961年のN.Y.、グリニッジ・ヴィレッジ――人々を魅了する歌声を持ちながらも、歌の世界でなかなか芽が出ず、お金もなく、逃げた猫を追いかけたらオートロック・ドアで外に閉め出されてしまったルーウィン・デイヴィス(オスカー・アイザック)。しかも、うっかり手を出してしまったミュージシャン仲間ジム(ジャスティン・ティンバーレイク)の彼女ジーン(キャリー・マリガン)からは「妊娠した」と告げられる。
トラブル続きの日常から逃げ出すように、ルーウィンは自らを売り込みにシカゴのライブハウスへ向かう。それは人生を見つめ直す旅の始まりだった…。
そんな情けない主人公ルーウィンの1週間を綴った本作は、ボブ・ディランが憧れたミュージシャン、デイヴ・ヴァン・ロンクの回想録を、アカデミー賞常連のコーエン兄弟が脚色して生まれた物語だ。
N.Y.だけでなくその後、日本を含む世界中の音楽シーンに影響を与え、フォークソングの新時代を築くこととなるボブ・ディランの誕生に大きな影響を与えた、ある時代のはざまに生きた男の哀愁とその運命の皮肉を、コーエン兄弟らしくピリッとしたユーモアとともに描き出していく。
今回、公開された映像は、ジャスティンとキャリーが「ファイヴ・ハンドレッド・マイルズ」を美しいハモリで歌うシーン。2人は、以前からコーエン兄弟作品への出演を熱望していただけに、「コーエン兄弟の映画に出演できるなんて信じられなかったよ! しかも、音楽が関係する役を演じるなんてね。生きているうちにやっておきたいリストにあったことがすべて叶った感じだね」(ジャスティン)とインタビューに答えているほど、大きな喜びだったようだ。
コーエン兄弟は本作で「歌のシーンは全てライブで収録する」ことにこだわり、この2人のほかにも主演のオスカーを始め、出演者が歌うシーンが多数あるが、彼らはみなアフレコなしでそれぞれ美声を披露している。
ジャスティンはもちろんプロだが、キャリーも負けてはいない、素晴らしい歌声を聞かせてくれるこのシーン。念願のコーエン兄弟作品での熱唱ぶりをぜひチェックしてみて。
『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』は5月30日(金)TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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