いとうせいこうと松尾スズキが粋に登場！田口トモロヲ主演『植物男子ベランダー』

田口トモロヲを主演に迎え、いとうせいこう原作の「ボタニカル・ライフ植物生活」をドラマ化した『植物男子ベランダー』（BSプレミアム）。6月25日（水）は「“初夏のパノラマ”の巻」を放送。エピソード01「仁義なきニチニチとの闘い」とエピソード02「狂喜の植木市」を送る。

エピソード2の舞台は、東京でも最大級の規模、浅間神社界隈で開かれ「お富士さん」と親しまれている植木市。原作者のいとうも、盆栽商として出演。そのいとうに絡むのは、怪しすぎる盆栽男、松尾スズキだ。未だかつてない豪華出演陣によるストーリーに注目が集まる。

エピソード01「仁義なきニチニチとの闘い」のあらすじ――
男のべランダにあるニチニチ草は今年で3年目。毎日のように花を咲かせては、散り、また花が咲く。しかし、正直男はもうニチニチ草に飽きはじめていた。「ありがとうニチニチ。」と男は植物をねぎらいながら、早速なじみの花屋へ。代わりになる鉢を購入したのだが、置く場所が見当たらない！ニチニチ草が完全に死んでくれればベランダにスペースができるのだが……。

エピソード02「狂喜の植木市」のあらすじ――
男は心待ちにしていた植木市へ。緊張をほぐそうとビールを飲みすぎ、寝坊してしまったほどだ。いざ現地へ行くとあるわあるわ、そこは鉢植えのパラダイス。ふと盆栽コーナーに立ち寄ると、値切っている男がいる。あの盆栽男こと茂木梅吉だ。また盆栽への道に引きずり込まれそうになるのを拒み、男は、めくるめく植木市の熱気へと没入していった。

本作の主人公は、都会の片隅でひっそりと暮らす中年のバツイチ男、自称「ベランダー」（田口）。自分勝手なやり方でベランダで植物を育てるのだが、花がしおれては心をいため、苦労の果てに咲かせては、大げさなまでに大感激！　という具合に、“世話”に翻弄される男の姿をこっけいに描いたドラマ。出来事の大半が、男のマンションとベランダという限定空間で起こり、絶妙な一人芝居と妄想過多のモノローグで展開していく。

■『植物男子ベランダー』
毎週水曜　23:15～23:45（BSプレミアム）

【出演】田口トモロヲ、岡本あずさ、古舘寛治　いとうせいこう　松尾スズキほか
※古舘さんの「舘」の字は、偏が「舎」です

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