【予告編】C・イーストウッド監督が魅かれた名曲と人間ドラマ『ジャージー・ボーイズ』
『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞「監督賞」に輝いたクリント・イーストウッド。84歳にして新たに挑むのは、初のミュージカル映画『ジャージー・ボーイズ
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ニュージャージーの貧しい町で生まれ育った4人の若者。この町から抜け出すには、軍隊に入るか、ギャングか、スターになるしかない。4人は最後の選択肢“スター”を選んだ。神から与えられた類まれな歌声と、曲を作る才能、そして完璧なハーモニーだけで、なんとかスターダムにのし上がるが、待っていたのは栄光の果ての挫折。しかし、それでも彼らは歌い続けた――。
1960年に結成した「ザ・フォー・シーズンズ」は、「ザ・ビートルズ」以前に世界を席巻した伝説の音楽グループ。代表曲「シェリー(Sherry)」の大ヒットを皮切りに、ビルボードで1位を独占し、世界で1億枚以上のレコードを売り上げた。今回解禁となった予告編から聞こえてくる音楽も、「シェリー」、「君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You)」、「愛はまぼろし(Who Loves You)」と、「ザ・フォー・シーズンズ」の活躍を知らない世代にさえも愛されている名曲中の名曲ばかりだ。
本作は、現在も記録的なロングランを続ける、トニー賞受賞の大ヒットミュージカルの映画化。ニュージャージー出身の4人組=“ジャージー・ボーイズ”を、同じ時代を生き抜き、伝説を実際に目撃してきたイーストウッドが、新たな目線で描き出し、舞台とはまた違う輝きを加えている。
オシャレなスーツを着て、見事なハーモニーを奏でる4人だが、イーストウッドが魅かれたのは、その背景にある人間ドラマだったと言う。
「『ザ・フォー・シーズンズ』の音楽は昔からとても好きだった。私が興味を持ったのは、最高の環境で育ったとは言えない、半分不良のような若者たちがどうやって成功したかだった。彼らはギャングのいる町で育ち、ケチな犯罪にも手を染めた。刑務所に入った者さえいる。だが、音楽が彼らを救い出したんだ。この映画を観た人は、きっと彼らの歌を口ずさみながら映画館を出るだろう。彼らの歌がどこから生まれたかを知ってほしいし、ずっとこの4人の若者のことを覚えていてほしいんだ」とアツいコメントを寄せた。
巨匠イーストウッドが、名曲の裏に隠された切なくも輝かしい物語。まずはこちらの予告編をご覧あれ。
『ジャージー・ボーイズ』は9月27日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》
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