『プレーンズ2』声優・瑛太が書道でヒット祈願！　「脳の中が震えるような感動」と絶賛も

ディズニーの人気アニメの続編となる『プレーンズ2／ファイアー＆レスキュー』のボブス・ガナウェイ監督、プロデューサーのフェレル・バロンが来日。7月10日（木）に記者会見が行われ、日本語吹き替え版の声優を務める瑛太、ハリセンボンの近藤春菜＆箕輪はるかも出席した。

『カーズ』のスタッフが贈る空を舞台にしたアドベンチャーアクションシリーズ第2弾。世界一のレーサーとなったダスティが、故障を抱えレースに出られなくなったことで国立公園のレスキュー隊に入隊し、新たな仲間と共に命を救うための活動に奔走する。

ガナウェイ監督は初来日となるが、すっかり日本に魅了された様子。「帰りたくないね。活気があって清潔で、人々も親切で優しい。何より、日本のおもちゃは最高だね！」と笑顔を見せる。ディズニー作品といえば、今年は『アナと雪の女王』が世界中で記録的な大ヒットとなったが「同じディズニーの仲間として誇らしいよ。でも“Frozen（＝『アナと雪の女王』の原題）”に対して私たちの作品は“炎”を扱っているからね。氷と雪に包まれた『アナと雪の女王』を溶かしてしまうかもしれないよ」とユーモアを交えつつ、自作への自信をのぞかせていた。

プロデューサーのバロンは「毎日、命を懸けて炎と戦っている消防士の人々に捧げる作品であり、そういう人たちにも納得してもらえるような作りにした」と胸を張る。飛行機のディティール、さらに風を切って炎の中を進む描写はリアリティにあふれているが、ガナウェイ監督は「実際に国立公園のセットを建てて、飛行機が進むスピードも実際にどれくらいなのか？　など緻密に計算して作ったよ。『なぜそこまでディティールを？』という声を聞くこともあるけど、観客が見たときにうそっぽくないようにという思いだね。全てのディティールが正確であれば、すんなりと物語に入っていけるものなんだ」と熱く語った。

前作に続いてダスティの声を務めた瑛太さんは「完成した映画を観て、脳の中が震えるような感動を覚えました」と作品の質の高さを保証する。描写についても「山火事や川、田園まで、本物の映像を使ってるんじゃないかというくらいキレイです。製作者の愛情が細かい部分にまで込められているのを感じ、演じる側としても世界に入り込めました」と称賛を送る。

春菜さんは、ダスティに恋する飛行機のディッパーを演じたが「ダスティはカッコよさにかわいらしさも入っていて、魅力的でスッと恋することができました」とウットリした表情で瑛太さんを見つめる。はるかさんは、消火のために障害物をどかす重機パインコーンを演じたが、彼女自身が実は油圧ショベルカーの免許を持っているということでこの日も小型のショベルカーを運転して登場。映画のヒットを祈願して、全員で書道で『プレーンズ2』と書き記したが、はるかさんはなんと、ショベルカーで書道に挑戦し、会場をわかせた。

『プレーンズ2／ファイアー＆レスキュー』は7月19日（土）より公開。