【3時のおやつ】京都・中村楼に夏限定のかき氷がお目見え!茶店ならではのこだわり6種
八坂神社鳥居内で、室町期からおよそ480年もの歴史を誇る京都屈指の老舗料亭「中村楼」が装いを新たにリニューアルオープンを果たした。京都屈指ともいわれる老舗の革新を恐れないあらたな取り組みに注目が集まっている。
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八坂神社鳥居内で、室町期からおよそ480年もの歴史を誇る中村楼は八坂神社の表参道に二軒の茶屋が向かい合い、江戸時代には竹串に刺した田楽豆腐が名物となり「二軒茶屋」の名で親しまれた。江戸末期には京都屈指の料理茶屋のひとつとなり、明治の文明開化には、格式ある料亭として多くの財界人、文化人らが集う、歴史の舞台ともなった。別棟では洋食を提供したり、外国人の宿泊施設も整えるなど、常に時代に先がけた新しい取り組みを行ってきた。
こうした背景のもと、今回の大リニューアルにおいても、伝統を継承しつつも革新をおそれない中村楼のスタイルは健在だ。若い人にも使いやすいよう、宴会場を靴のまま入れるホールに改修したほか、茶店はカフェスタイルに一新。
また、店の敷地内には新茶店「二軒茶屋」、京料理「中村楼」、「割烹 よし」とともに、東京・南青山の「L' EMBELLIR(ランベリー)」が「ランベリー京都」として関西初出店し、ランベリー岸本直人シェフが料理をプロデュースするレストランウエディング「ランベリー中村楼」もオープンさせたのだ。
古き良き伝統を息づきながらも、新陳代謝は衰えることなく、常に新しい発見と好奇心を掻き立ててくれる中村楼。京都という場所ならではの、新旧、そして和と洋の融合がみせる美食空間の誕生だ。2階の窓からは、八坂神社を眺めることができる。期間限定のかき氷をいただきながら、京都ならではの和スイーツの涼を感じに、足を運んでみてはいかがだろう。
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