ディズニー『ベイマックス』&実写『寄生獣』日本で“世界最速”上映!東京国際映画祭
今年で27回目を迎える、アジア有数の大規模映画祭「東京国際映画祭」のオープニング作品及びクロージング作品が決定した。今年のオープニング作品には、すでに日本でも話題となっているディズニーの『ベイマックス』…
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“アニメーションに注力する”ことを掲げている、今年の「東京国際映画祭」。オープニングを飾る『ベイマックス』は、『アナと雪の女王』で歴史を塗り替えたディズニー・アニメーション・スタジオが贈る、待望の最新作だ。
本作の主人公は、両親のいない14歳の天才少年・ヒロ。唯一にして最愛の存在だった兄・タダシを謎の事故で失う。深く傷つき、心を閉ざしてしまったヒロの前に突如現れたのは、真っ白な大きな体をしたベイマックス。亡き兄タダシが、人々の心を体の健康を守るために開発したケア・ロボットだった――。
日本文化から多くのインスピレーションを得て完成した本作は、このオープニング上映が“世界最速”となり、日本でワールド・プレミアを行うのはディズニー・アニメーション史上初のことだ。さらに、今回の発表と共に公開された劇中ビジュアルは“本邦初公開”となる。
本作の監督ドン・ホール&クリス・ウィリアムズはコメントが到着。「東京国際映画祭にて、『ベイマックス』のワールド・プレミアが行われることに本当にワクワクしています。それも、オープニング作品に選ばれて、大変光栄に思います。映画の舞台は、世界の中でも私達のお気に入りの都市であるサンフランシスコと東京をミックスした架空の未来都市、サンフランソウキョウです。東京で実際に行ったリサーチが、映画における細部にまで生かされています。私達に深いインスピレーションを与えてくれた東京にて、この映画が上映されることをとても楽しみにしています」と、その浅からぬ縁に喜びいっぱいの様子だ。
一方のクロージング作品『寄生獣』は、実写ながらCGを得意とする山崎貴監督が、累計発行部数1,100万部を突破する、日本マンガの金字塔にして世界中に熱狂的ファンを持つ、岩明均の人気コミックを実写化した話題作だ。主演の染谷さんに加え、深津絵里、橋本愛、東出昌大、大森南朋、浅野忠信と主役級の豪華キャストが集結していることで話題を集めている。
本作は、人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト(寄生獣)”が飛来したことをきっかけに巻き起こる壮絶な物語。原作では、パラサイトは徐々に人間社会で脅威的な存在となり、やがてパラサイトと人間との争いが始まる。そんな中、右腕だけパラサイトに寄生され、パラサイトと人間の中立的な存在となった主人公・新一(と彼の右腕のパラサイト“ミギー”)が様々な困難を乗り越えてパラサイトに立ち向かっていく姿が描かれる――。
本作も『ベイマックス』同様、“世界最速”のワールドプレミア上映となる。山崎貴監督は、「『寄生獣』という作品は“種としての人間”がいかに生きるべきかということを考える入り口になりうる作品だと思います。沢山の問題を抱えた現代という時代、このような大きな映画祭のクロージングにこの作品を選んでもらえた意義は大きいと思います」と、本作に込めたテーマを語る。
今年の東京国際映画祭は、六本木をメイン会場としながら新たに「TOHOシネマズ日本橋」、「歌舞伎座」にもエリアを拡大するとのこと。今年の秋冬にかけた日米話題の超大作2本にさらなる注目が集まりそうだ。
「第27回東京国際映画祭」は10月23日(木)~10月31日(金)の期間で六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋ほかにて開催。
『ベイマックス』は12月20日(土)より全国にて公開。
『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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