「ぬ~べ~」で女優デビューの高橋真麻、「松本人志の名作コント」で役作り
ドラマ「地獄先生ぬ~べ~」(日本テレビ)の“トイレの花子さん”役で女優デビューすることになった、フリーアナウンサー・高橋真麻の撮影の様子が報道陣に公開された。
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90年代に人気を集めた人気漫画を実写ドラマ化した本作。鬼の力を封印した“鬼の手”を持つ教師・ぬ~べ~こと鵺野鳴介(ぬえのめいすけ/丸山隆平)が、次々と現れる妖怪やお化けと戦い、生徒たちを守る姿を描く。
高橋さんの出演シーンの撮影が行われたのは10月の上旬。数日前より台風が日本列島を襲い、東京にもこの日の午前中に直撃したが、撮影は都内スタジオで早朝より予定通り進められた。
トイレの花子さんと言っても、地域や学校によりその伝承や姿は様々。現場に現れた高橋さんは白いブラウスに赤いスカート、白ソックスに学校用の上履きという“定番”とも言える衣裳だが、メイクはおしろい&目もとにクマを施したゾンビメイク! 一瞬、誰だか分からないが、ニッコリと笑うと愛嬌のあるTVでおなじみの表情が浮かび上がる。
ちなみに本作における花子さんは、ややコミカルなキャラクターのよう。すすり泣きと共に「開かないよう~」と悲しげに訴え、ドアを開けた生徒を驚かすのだが、驚かすのが成功し生徒が悲鳴を上げて逃げていくと、ニヤリと笑みを浮かべ、なぜか関西弁まじりで「完璧なタイミングだった!」とひとりご満悦。
花子さんが暮らす(?)個室トイレもなぜかアレンジが加えてあり、壁はピンクでちょっとオシャレな電気スタンドまで置かれ、後ろの壁には替えの衣裳まで掛けられている。よく見ると花子さんから見て右の壁には似顔絵のような絵が貼られ、反対側には「厠中五策」と赤字で書かれて「絶叫百人」、「新作アイメイク挑戦」などといった目標が掲げられている…。
撮影の合間に役のメイクと衣裳のまま報道陣の取材に応じてくれた高橋さん。先述のようにややコミカルな印象の花子さんのキャラクターついては、監督から本読みの段階で、かつて松本人志が「ダウンタウンのごっつええ感じ」のコントで演じていた「Mr. BATER」(関西弁訛りの外国人/口癖は「パーティ行かなアカンねん」)のようなイメージと言われたそう!
女優デビュー作でまさかの妖怪、しかもトイレの花子さんを演じるということについて「私らしくていいなと思いました。スタイリッシュな役とか、OLさんの役とか等身大のとかじゃなくて、振り切れている役なので。案外、しっくりきています(笑)。ちょっと痛い感みたいな…。33歳ですからね、この格好で(笑)」と楽しそうに語る。
デビュー作で父と娘の共演が実現したが、高橋さんは父親の出演する作品ということで「精神的には安心しています」と語る。父と娘が直接、共演するシーンはなかったが、これについては「一緒のシーンとなったら父親が口から心臓が出ちゃうと思います。『できない』って言うと思います。バラエティで一緒に共演している時でさえ、緊張してイヤだって言うんです(笑)」とも。この日の撮影に関しても、高橋英樹さんはかなり心配しているらしく「マネージャーさんに『写真送って』と言って送ってもらっていたみたいです」と明かした。
役者の仕事を経験したことで、父の偉大さを改めて感じたそうで「尊敬の念が新たにまた生まれました」と語る。これを機に今後、本格的に女優活動を行なっていくつもりか? と尋ねると「フリーランスになって仕事の幅を広げたいというのもひとつの理由だったので、殻に閉じこもったり、お仕事の幅を制限せずにニーズがあれば何でもやりたいなとは思っています」と意欲を見せた。
丸山さん演じるぬ~べ~との対決(?)がどのようになっているかも楽しみなところ! 「土曜日の夜9時という時間帯にご家族で楽しく見られるドラマだと思うので、その中にひょっこり出てくるちょっと痛々しい花子さんを温かい目でみていただければ!」とアピールしてくれた。
「地獄先生ぬ~べ~」は毎週土曜21:00より放送中。高橋さん演じるトイレの花子さんが登場するのは10月25日(土)放送の第3話と、11月1日(土)放送の第4話。
《シネマカフェ編集部》
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