多部未華子×綾野剛『ピース オブ ケイク』、「銀杏BOYZ」峯田和伸も参戦決定
俳優の田口トモロヲが監督を務め、主演に多部未華子、綾野剛、さらに松坂桃李、木村文乃、菅田将暉らが出演する、ジョージ朝倉原作の大人気コミックの映画化『ピース オブ ケイク』。“最旬”の若手人気俳優が一挙に集結する本作に、“田口組”常連であり、
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また、劇中音楽を『色即ぜねれいしょん』でも田口監督とタッグを組んだ、「あまちゃん」の大友良英が担当することが明らかになった。
24歳の梅宮志乃(多部未華子)はバイト仲間との浮気がばれ、DV体質の恋人・正樹(柄本佑)からフラれると同時にバイトも辞めることに。心気一転しようと引っ越した先で出会った男は、なんと新たな職場の店長、菅原京志郎(綾野剛)。京志郎に強く惹かれる志乃だったが、彼には同棲中の彼女・あかり(光宗薫)がいる。今度こそ恋愛で間違いたくない志乃は、果たして幸せを手に入れることができるのか――?
原作は2003年から「FEEL YOUNG」にて連載され、全5巻の単行本が累計発行部数43万部を誇る、ジョージ朝倉による同名人気コミック。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描き、20~30代の女性を中心に恋愛のバイブルとして熱烈な支持を集めている。
そんな原作の満を持しての映画化で監督を務めるのは、俳優として幅広く活躍する一方で、『アイデン&ティティ』(’04)で映画監督デビューを果たし、2作目『色即ぜねれいしょん』(’09)で「新藤兼人賞銀賞」を受賞した田口トモロヲ。
“独りでいるより、まし”という理由で言い寄られたら、すぐ誰とでも付き合う主人公・志乃を多部未華子が務め、その相手役に綾野剛、志乃の親友・“おかまの天ちゃん”役に松坂桃李。加えて、木村文乃、菅田将暉、光宗薫、柄本佑、中村倫也、安藤玉恵、森岡龍ら個性豊かな俳優陣や、宮藤官九郎、廣木隆一監督が友情出演することがすでに発表されている本作。
このたび、最後のキャストとして発表されたのが、俳優としても活躍する「銀杏BOYZ」の峯田和伸だ。三浦大輔演出の舞台「母に欲す」では、田口監督と親子役で共演していた峯田さんは、『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』に続く田口監督作品への出演。多部さん演じる志乃と、松坂さん演じる天ちゃんが所属する劇団「めばち娘(こ)」の座長であり、密かに志乃に想いを寄せているという千葉役を演じ、さらにオリジナルの劇中歌も手掛ける。
さらに、劇中音楽を務めるのは、作曲家の大友良英。同じく田口監督の過去2作品に続いて劇中音楽を担当する。また、峯田さん演じる千葉が主催する劇団の劇中劇を、個性派劇団として知られる「劇団鹿殺し」が務めている。
峯田さんは、「心から尊敬する田口トモロヲ監督と、大好きな漫画『ピース オブ ケイク』。共通するのは、静かに、青く燃え続けている美しさです。そのような火になら焦がされてしまいたいと、身をあずけました。光栄です」と喜びのコメント。
峯田さん始め田口監督のもとに集まった、日本映画でも類を見ない超豪華なキャスト&スタッフたち。本作の完成が、ますます楽しみになってきた。
『ピース オブ ケイク』は2015年秋、全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》
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