マイケル・ファスベンダー、スティーブ・ジョブズ役を演じる?
ソニーが贈る故スティーブ・ジョブズを描いた伝記映画のジョブズ役候補として、現在マイケル・ファスベンダーに白羽の矢が立っているようだ。
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いままでにクリスチャン・ベイル、レオナルド・ディカプリオらが候補に挙がったもののどちらも辞退しており、ソニーは主役候補を再び探しているところだ。
ちなみに同作はジョブズとその長女の関係に焦点を当てたストーリーになるようで、脚本を手がけたアーロン・ソーキンにとって、ジョブズにまつわるストーリーで最も魅了されたのはテクノロジーの世界から離れたジョブズの生活だったのだという。
2011年10月すい臓ガンによって56歳の若さでこの世を去ったジョブズは1978年、自身の長年のパートナーであったクリスアン・ブレナンとの間にリサ・ブレナン=ジョブズをもうけるも、自身が無精子であったことを主張して2年間もの間認知しなかった。
ジョブズの人生のこの部分についてソーキンは「スティーブ・ジョブズの人生のこの部分、特に彼の娘との関係についての部分に僕は惹かれました」とエンパイア・オンラインのインタビューの中でコメントしている。
フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグを描いた2010年の作品『ソーシャル・ネットワーク』の脚本も手掛けたソーキンは、その作品と今回のジョブズの伝記映画の脚本を書いた工程を比較し次のように語っている。「どちらの映画も彼らが発明したテクノロジーに関することよりも、もっと人間性の部分について描いています。『ソーシャル・ネットワーク』に関しては、世界で最も社交的なネットワークのシステムを開発した世界で最も社交的ではない男の心理の部分に興味がありました」。
ソーキンはジョブズの伝記映画の脚本を書くために調査を行っていた際、リサとジョブズの関係について直接リサから聞き出す機会を得られたという。「ウォルター・アイザックソンがジョブズの本を書いたときにリサは参加しなかったそうです。なぜならその時まだジョブズは生きていましたからね。彼女は両親のどちらとも不仲になりたくかったんです。だから今回彼女が僕と一緒に時間を過ごしてくれたことに感謝しています。彼女はこの映画の主演女優ですよ」。
ダニー・ボイル監督がメガホンを取るこの作品では、1985年に開発された最初のマッキンットッシュ・コンピューターから2001年に登場したiPodなどを含むアップル社における3つの有名製品発表における苦悩などが描かれることになっている。
《シネマカフェ編集部》
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