【特別映像】ベン・アフレック、“疑惑の夫”をD・フィンチャーも絶賛『ゴーン・ガール』
いよいよ今週末12月12月(金)に日本でも公開となり、熱烈なファンの声で前夜の特別上映も決定している、鬼才デヴィッド・フィンチャーの最新作『ゴーン・ガール』。本作で、美しい妻の失
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5回目の結婚記念日に突如、姿を消した妻エイミー(ロザムンド・パイク)。帰宅したニック・ダン(ベン・アフレック)が、半開きのドアと散らかったリビング・ルームを見て通報する。だが、この瞬間、ニックは幸せな夫からメディアの関心の中心へと公衆の面前で変貌していった。
第一容疑者のレッテルを貼られたニックからは、数々の嘘や策略を思わせる不適切な行為が噴出。彼のメディアにおける“人格”は好ましい人物ではなく、失望と憤りのかたまりで、想像を掻き立てるような愚かな秘密をたくさん抱えていたのだ。ニックが、エイミーに手をかけたのだろうか――。
フィンチャー監督は、「キャストの組み合わせは、バスケットボールチームのメンバーを決めるようなもので、ニックは攻撃の指示を行うポイントガードだ」とアフレックについて語る。監督は彼の中に、突然メディアや市民の“悪意”を全身に受けてしまう男を演じられるポテンシャルを見出していた。それは、彼が俳優の活動外のプライベートでこれまで受けてきた実体験からなのか、失踪した妻のポスターの前に立ったときに人々の心に波風を立てる、“不自然な何か”を醸し出す能力がアフレックにはあったようだ。そして、「彼の起用に文句をつける人はひとりもいなかった」と話すように、監督以外も満場一致の起用だったことを明かす。
また、監督だけではなく、全米メディアからも「アフレックは、尊大なところと好感を抱かせるニック像をちょうどいい具合にとらえた」(ケネス・チューラン/LA TIMES)、 「アフレックが順応性のある、共感を呼ぶ演技を披露」(マノーラ・ダージス/NY TIMES)、「ニック役でアフレックは、今までのキャリアで一番自然な演技を見せた」(クリス・ナシャワティ / ENTERTAINMENT WEEKLY)と、その演技は大絶賛を受けている。
アフレックは、「尊敬する監督と仕事ができることが一番の魅力だった。デヴィッドは俳優を見る目が確かだし、撮影が楽しみだった」と、映像ではふり返っている。実際に彼はバットマンを演じる『Batman vs. Superman』(原題)の撮影と自身の監督作の準備を延期して、本作の撮影に臨んだ。本作への意気込みや、フィンチャー監督との撮影の様子は、到着した映像でたっぷりと語られている。
全米のみならず全世界の興行収入が、フィンチャー監督の最高記録となる大ヒットとなっている本作。アカデミー賞受賞への期待も高まっており、この冬、日本でもその勢いは加速することになりそうだ。
『ゴーン・ガール』は12月12日(金)より全国にて公開。12月11日(木) 、前夜特別上映決定(一部劇場を除く)。
《シネマカフェ編集部》
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