田中麗奈、新ドラマで「苦しみながらもがく姿」見せる…ドラマ「美しき罠」会見
まもなくTBS系列で放送開始となるドラマ「美しき罠 ~残花繚乱~」に主演する田中麗奈をはじめ、若村麻由美、青柳翔(劇団EXILE)、村上弘明というメインキャスト4名が撮影中の都内スタジオのセットにて記者会見を行い…
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岡部えつの小説「残花繚乱」を原作に、「101回目のプロポーズ」、「素顔のままで」など話題作を手がけてきた光野道夫をチーフ演出、「ラブジェネレーション」、「大奥」の浅野妙子を脚本に迎えて木曜ドラマ劇場にて放送となる本作。
3年におよぶ不倫の末にいわくつきの結婚に向かう30代半ばのOL・りか、不倫相手である上司の柏木荘太、その妻で夫の不倫を知り、りかへの怨念に燃える主婦の美津子、彼女が“罠”として、りかの結婚相手に仕込んだ年下の青年・圭一の4人を中心に愛憎や欲望が入り乱れる。
2008年の「猟奇的な彼女」以来、実に7年ぶり民放の連続ドラマ主演を果たす田中さんは、りかを「ごく普通の真面目な女性」と説明。「たくさんの方に罠を仕掛けられていきますが、苦しみながらもがく姿をリアリティをもって伝えられたら」と意気込みを語る。
若村さんは、りかに様々な罠を仕掛ける美津子を演じるが、制作プロデューサーの「(本作は)ラブサスペンス」という言葉に、「サスペンスだったんだ?」と驚いた表情を見せつつ「サスペンスの要因は私なんだな…と今日、実感しました」とニヤリ。
この日、会見が行われたのは柏木家の立派なリビングだったが、若村さんはここを「美津子にとっての城」と表現。「お城を守るために、主婦のプライドと意地をかけて戦います!」と宣戦布告する。回を追うごとに罠は「加速します」とも語り、「美津子は最初、美しく装ってますが、だんだん壊れていき、哀れでかわいそうなところが見えてくるようになれば」と楽しそうに語っていた。
村上さんが演じる、りかの不倫相手の荘太は仕事では野心家ながら、女性に真の愛情を抱いたことがないという男。村上さんはこれまでに演じてきた男とはひと味違う荘太という男に若干の戸惑いを覚えているよう。「いままでやって来たのは、自分や男性の監督や脚本家の方から見て『どうやったらカッコよく素敵に見えるか?』ということでしたが、女性の目線ではそれは必ずしもカッコよく見えないみたいで…男と女の垣根を感じてます(苦笑)。こちらが良かれと思ってやって来たことが、女性から見てカッコよくなかったんだな、と…」と哀愁を漂わせつつ(?)、しきりに首を傾げて笑いを誘っていた。
会見が終わりに近づいても、村上さんはなおも未練たっぷりに「私が…いや、荘太が(笑)浮気をしなければ、このドラマは始まらなかったんですよね…。いや、浮気をしたとしても、バレなければ(何も起こらずに)よかったのに、ワキが少々甘いんですね。(浮気を)するときは絶対にバレないようにしないといけない! …ということを荘太に提案したい。それから、責任は妻にもあると思います。夫婦の交流がうまくいってなかったから…」とあくまで村上さん個人の意見としてではなく、役柄の荘太の立場で熱く語り、現場は“バレない浮気のススメ”に笑いに包まれた。
ドラマ「美しき罠 ~残花繚乱~」は1月8日(木)21:00~TBSにて放送開始。
《シネマカフェ編集部》
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